加護亜依「再喫煙報道」は事実、所属事務所が契約を解除。

2007/03/26 22:37 Written by コジマ

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昨年2月、写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)にレストランで喫煙しているところをスクープされた元モーニング娘。の加護亜依。この報道がほぼ事実だったため、所属事務所のアップフロントエージェンシーから無期限の謹慎を言い渡され、辻希美と結成したユニットW(ダブルユー)ほか、一切の芸能活動を休止した。未成年なだけでなく、明るく幼いキャラクターで子供に人気だったため、世間に与えたショックは大きかったのだ。

謹慎処分が決定した直後は一度実家のある奈良県に戻ったものの、今年1月から再上京。所属事務所で庶務をこなしており、その姿をこれまた「FRIDAY」が今年2月に掲載。同誌の取材で「許されるなら歌いたい」と、復帰したい心中を明かしていた。世間に与えたショックは大きかったけど、未成年での喫煙が発覚していまでも活躍している人もたくさんいるので、もうちょっとで復帰しそうな様子だったのだ。記事を見る限り健気だったし。

そうした世間の同情をフイにするようなスクープが、3月26日発売の「週刊現代」(講談社)で報じられた。同誌の記事によると、加護亜依は、「18歳年上の男性」と群馬県の草津温泉でと一泊したのだそう。同誌の突撃取材に対して、この男性は加護亜依の従兄を自称しており、親戚の集まりで草津温泉の旅館に顔を出したとしている。「18歳年上」、しかもこの男性が「東京・渋谷の人気カフェ「SOMA」のオーナーである石本靖幸氏」だということがスキャンダラスだけど、これだけだと、コ○助が「まあ、お幸せに」とコメントしているような、よくある芸能人の恋愛スクープにとどまるのだ。

ところが、同誌の記者が草津から東京まで追いかけたところ、2人が乗るクルマがJR信濃町駅前に差しかかったとき、助手席に座る加護亜依の指の間にタバコが挟まれており、口から煙を吐く姿が目撃された。恋愛スクープだけでなく、またしても喫煙現場をとらえられたのだ。石本氏とみられる男性は草津から東京に戻るまでに2度もタバコを買い、運転中もひっきりなしに吸っていたそうで、同誌が推測しているとおり、加護亜依は我慢できなくなったのかもしれない。

こうしたことから、加護亜依本人が報道されたこととともに、内容が事実であることを所属事務所に報告し、家族と相談したうえで契約解除が決定。アップフロントエージェンシーは、

〈弊社所属 加護亜依について報じた3月26日(月)発売週刊誌の記事について、加護本人から報告を受け、残念ながら事実であることを確認しました。/1年前の喫煙問題の時は、まだ将来のある17歳という年齢も考慮し、実家での謹慎という処分を課しました。1年間の反省過程をみて話し合いの場を設け、再起に向けて一から準備を始めるため、今年の1月23日に上京してから、東京の事務所で社会勉強と事務の手伝いをさせていました。約二ヶ月間きちんとした勤務ぶりでしたが、今回に関しては二度目ということもあり、復帰については断念することにしました。また、未成年であるため御家族と相談の上了承を頂き、契約についても解除することとなりました。/このような事態になってしまった事については深く反省し、管理責任を痛感しています。/今後、尚一層の責任感を持ち、特に未成年のタレントに対しては指導の再徹底を行っていきます。〉

と、公式サイトなどで報告しているのだ。

これでほぼハロー!プロジェクトメンバーへの復帰の道が閉ざされた加護亜依。復帰を望みながらなぜ軽率な行動をとってしまったのか、また、同行していた男性もなぜ止めなかったのかなど、かなり疑問が残るのだ。ただ、アイドルでも有数の芸達者である加護亜依なだけに、20歳を過ぎたら別の事務所から再デビュー、なんて話もあるかも。

余談だけど、2人の訪れた旅館の関係者が、宿泊した部屋や提供した料理だけでなく、2人だけで泊まったこと、プライベートなので団体で宿泊したことにして欲しいという要請があったことなどを、「週刊現代」の取材に対してペラペラしゃべっていることがちょっとショックなのだ。どこの旅館かは分からないけど、こういうことは利用者にとってマイナスイメージになりそうなのに……。

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