ルー大柴の“環境ソング”がNHK「みんなのうた」に、4月から放送開始。

2007/03/21 17:44 Written by コジマ

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Narinari.comでもご紹介したブログ「ルー大柴のキャッチキャッチキャッチ!」が人気沸騰中のルー大柴。新たなファン「ニュールーマニア」も順調に獲得しているようで、昨秋には3大学から学園祭への出演を依頼されるという人気っぷり。再ブレイク寸前なのだ。

そのルー大柴が、大物ミュージシャン進出で話題のNHK「みんなのうた」に2カ月間も出演することになった。しかも、ミュージシャンとしてというから驚きなのだ。4月1日から放送される「MOTTAINAI〜もったいない〜」は、ルー大柴とヒップホップシンガーの仁井山征弘が“トゥギャザー”した楽曲。ノーベル平和賞を受賞した環境活動家のワンガ・マータイが喧伝している「MOTTAINAI」をテーマに、ノリの良いラップで歌い上げているのだ。

“トゥギャザー”する仁井山征弘は、落語の「時そば」をラップにした「TOKISOBA」や北海道で大ブレイクした「ジンギスカン」で有名な、新進のヒップホップシンガー。「TOKISOBA」のプロモーション・ビデオの監督をキャイ〜ンの天野ひろゆきが務めており、小堺一機や関根勤、ウド鈴木なども出演。みなルー大柴と同じ浅井企画に所属しているため、今回の“トゥギャザー”もこの辺から来ているのかも。仁井山征弘が作詞を担当し、作曲も本人を含むクルーSuper Projectが担当している。

「キャッチキャッチキャッチ!」によると、同曲の「みんなのうた」への採用は昨年末に決定していたそうで、2月の時点で“マイフレンズ”に向けて個人的に発表している。「みんなのうた」では通常、歌のバックにアニメやイメージ映像を使うことが多いのだけど、今回はルー大柴と仁井山征弘が子供たちと踊る映像が使われるようなのだ。しかも、振り付けはルー大柴の親友であるラッキィ池田が担当している。

ルー大柴は、この曲への意気込みとして、

〈私はオルウェイズ、シンクするのだが、今のワールドもったいないだらけ・・・/イージーに人をキルしてしまったり、バイマイセルフで命を絶ってしまったり・・・もったいない。/それに私を含め物をインポータントにしない。まだ使えるのにすぐ捨てて、新しい物にアイズを向ける・・・これでは物がもったいない。/フードもライクな物だけイートして残してしまう。ワールドにはイートしたいけど出来ない人がいるのに・・・もったいない。〉

〈私は「もったいない」というテーマで、老若男女、チルドレンに唄を通して訴えたい。そしてリトルビットで良いから私を含めエブリバディがシンクするキッカケとなれば・・・そうすれば地球環境も少しは改善出来るのではないかと。〉

とブログでコメントしているのだ。3月19日付けの「マウント富士は、ワイ世界遺産にならないの? アイ・ドント・アンダースタンド カッ!」では、環境問題に言及している。

また、夢は「だんご3兄弟」を抜く大ヒットとレコード大賞“ゲット”。さらには、53歳にして紅白初出場にも期待しているようなのだ。ただ、1人では“アフレイド”なため、親友の小堺一機と関根勤を“スペシャルサンクス”として従えるのだそう。図々しいのか小心者なのか分からないルー大柴の魅力が垣間見えて、ちょっとかわいいかも(笑)。「みんなのうた」で放送されるは4月1日〜5月31日で、CD発売は4月4日。「ルーマニア」も「ニュールーマニア」もそうでない人も、要チェックなのだ。

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