検索ポータル「ライコス」が国内で復活、動画共有サービスを展開へ。

2007/03/19 12:02 Written by コ○助

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日本のインターネットがまだ黎明期の1990年代、ヤフーやインフォシーク、gooと並び、独自の検索ポータルを構えていたライコス(LYCOS)を覚えているなりか? 黒のラブラドール・レトリーバーの「ライコス犬」が描かれたロゴが印象的なポータルサイトだったなりが、2002年に楽天に買収され、2003年にはインフォシークと合併。当時、合併に反対するライコスファンも少なくなく、一部に根強いファンを抱えていたことを改めて認識させられたものなりよ。あれからもう4年。日本からライコスの名が消えて随分と時間が経過したものなり。

でも、今年2月。ひっそりと「ライコス犬」のロゴを付けた日本語サイトが現れたなりよ。サイトの名前は「LYCOS Clip」。特にリリースが流れたわけでもなく、あのライコスとどのような関係にあるサイトなのかも謎。そのため、一部のネットユーザーの間で少し話題になる程度で、本当にひっそりとサイトが運営されているなりね。

「LYCOS Clip」とはいったい何なのか。その謎をCNETが解明しているなりよ。CNETによると、「LYCOS Clip」は次のようなサイトだというなり。

・「LYCOS Clip」は、かつて日本で展開していたライコスが日本に再上陸したもの。
・動画共有サービスを前面に押し出し、ほかに写真、ブログ、検索のサービスを展開。
・運営会社はコミュニケーションサイト「Cafesta」(カフェスタ)の運営などを手がけるタオン(主要株主は米ライコスの親会社Daum Communications、KDDIなど)。
・タオンは近日中に「ライコスジャパン」に社名変更する予定。

ということで、「LYCOS Clip」は「ライコス」が4年の時を経て国内で復活したものだったなり。トップページ(//www.lycos.jp/)を開くと、YouTubeのような動画共有サイトの体裁を整えたページが現れていることからも、今後、国内発の動画共有サイトとしてシェアを伸ばしたい考えが伝わってくるなりね。

一旦は姿を消したサービスが復活するのは、旧来のネットユーザーにとっては嬉しいこと。新生ライコスがどのようなサービスを展開してくれるのか楽しみなりね。

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