個人ではなかなか利用する機会がないなりが、仕事のやり取りでは非常に重宝するバイク便。コ○助も、ライター仕事で使う資料や携帯電話の端末などをやり取りするのに利用することが多いなりよ。自宅まで集荷にきてくれて、数時間後には目的地に届く。宅配便よりもやや値が張るなりが、その分、スピーディーに荷物の受け渡しができるのが有り難いなりね。
このバイク便、基本的にはバイク(広義では自転車を含む)で移動できる範囲の受け渡しになるため、近距離間で利用するものだと思いがちなりが、最近は海外まで届けてくれるサービスも登場しているなりよ。それがBy-Qホールディングスの子会社の
バイク急便が2006年4月から提供している「東京−中国(上海)間の当日配達サービス」。午前10時までに集荷されれば、当日中に上海の目的地に到着するという、国境を越えるのに恐ろしいほど「速い」サービスなりね。価格は9万円〜17万と決して安くはないなりが、従来の国際宅急便などを利用した際と比べると、それほど高いわけではないようなりよ。
近年は経済発展著しい中国だけに、日本の企業も進出、もしくは中国企業との取り引きが増加しているなりよね。こうした背景も手伝って、バイク急便のサービスは需要が伸びているようなりが、同社には中国(上海)以外の国にも配達を希望する声が多数寄せられていたなりよ。そこで、バイク急便はJALグループ傘下のジュピター・ジャパンと提携。全世界にハンドキャリーで配達するサービスを始めることにしたなりね。
ハンドキャリーなのでそれほど大きな荷物を運ぶことはできないなりが、機械部品、産業素材、アパレルなどの大きさならOK。バイク便のスピード感はそのままに、全世界へ当日、もしくは翌日までには配達が完了するというなり。料金に関してはまだ未定なりが、低料金のプランを検討しているなりね。
国内の宅配便やバイク便はスピーディーな時代になったものの、国境を越えたいときはまだまだ。今回のサービスを個人レベルで利用するには敷居が高そうなりが、こうしたサービスが増えていけば、そう遠くない将来、世界各地に安価で、翌日には荷物が届くサービスが利用できる日が来るかもしれないなりね。