ASUSTeK、サブ液晶を備えた世界初の「SideShowノート」を国内販売。

2007/03/10 09:14 Written by コ○助

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自作パソコンマニアの間では古くから知られている、台湾のパソコンパーツ&周辺機器メーカーのASUSTeK。日本では「ASUS」ブランドのマザーボードが人気を集めているなりが、近年はパーツや周辺機器だけでなく、自社ブランドのパソコン販売にも力を入れているなりよ。まだ販路が狭いために、ほかの競合メーカーに比べると認知度は低いなりが、個性的なパソコンを投入することで、徐々に人気を高めてきているなりね。

そんなASUSTeKが、Windows Vistaから搭載された新機能「Windows SideShow」に対応した世界初のノートパソコン「W5Fe」を発表したなり。「Windows SideShow」はノートパソコンの天板に設けられたサブ液晶を使い、本体の電源を入れずにバッテリー残量の確認や、メールの受信、メディアファイルの再生などができる機能。イメージ的には、携帯電話のサブ液晶でさまざまな操作ができるのと同様、ノートパソコンにもサブ液晶を搭載することで、閉じたままでの操作が可能となるなりね。

それでは簡単に、「W5Fe」の特徴やスペックをまとめておくなり。

・12.1インチの液晶ディスプレイ(1,280×768ドット)を搭載。
・2.8インチのTFT液晶サブディスプレイ(320×240ドット)を搭載。
・CPUにIntel Core Duo T2350(1.86GHz)を搭載。
・メモリは1GB(最大1.5GB)搭載。
・HDDは80GB搭載。
・OSにWindows Vista Home Premiumを搭載。
・±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。
・SDカード/MMC/メモリースティック(PRO/デュオ)/xD-Picture Card対応スロットを搭載。
・IEEE 802.11a/b/gの無線LANに対応。
・Bluetooth 2.0+EDRに対応。
・130万画素Webカメラを搭載。
・重量は1.7キロ(大容量バッテリ搭載時は1.9キロ)。
・発売は3月下旬予定。
・価格はオープンプライス(224,800円前後)

Windows Vistaにある機能のため、今後同じタイプの製品がほかのメーカーからも登場する可能性は高いなりが、現時点では「Windows SideShow」対応機を発売するのはASUSTeKのみ。ノートパソコンを広げられないような空間、例えば狭い電車の中などでは非常に重宝しそうな機能なだけに、期待できる機能と言っても良いなりね。

「携帯電話にはサブ液晶がないと困る」という携帯ユーザーが多いのと同じように、そう遠くない将来、「ノートパソコンにはサブ液晶が欲しい」というPCユーザーが増えるかも。長年に渡ってあまり根本的な変化が訪れなかったノートパソコンのデザインに一石を投じる「W5Fe」、早く実際に動く様子を見てみたいなりよね。発売開始が待ち遠しいなり。

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