書店でアロマ体験? 集客力アップ目指し首都圏2店で試験導入。

2007/03/05 23:10 Written by コジマ

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リラクゼーションの重要な項目として注目されているアロマセラピー。家でもお店でもいい香りがふわっとただよっていると、それだけでいい気分になれるのだ。こうしたアロマテラピーの要素を、本屋さんにも取り入れるという動きが出てきた。

このサービスを始めたのは、出版社と書店の間を取り持つ出版取次大手の日本出版販売(日販)。店内の空調設備に「香り球」、いわゆる“ニオイ玉”を設置するのだけど、このニオイ玉は、日本アロマコーディネーター協会が監修し、アロマオイルから作ったという本格的なものなのだ。花やハーブなど、書店の雰囲気に合わせて選べるのも特徴みたい。

この手法はすでに自動車販売店や洋服屋さんなどで採用されているそうだけど、書店向けは初めての試み。東京・青山のリブロ青山店と横浜の有隣堂ランドマークプラザ店の2店舗では2月末から試験導入が始まっており、3カ月間で効果を検証し、上手くいけば全国の日販取り引き書店に展開していくようなのだ。

注目なのが、3カ月で数千円という経費の安さ。直接的な効果はないけれど、香りによって居心地のよさを体感したお客さんがまた来店すれば、キャンペーンなどを行うよりずっと安上がりになる。検証結果が気になるのだ。

ぼくはちょくちょく本屋さんに行くのだけど、大好きなのが紙とインクのにおい。そのにおいが消えない、もしくは融合してヘンなにおいにならない程度だったら、いい香りがする本屋さんは大歓迎なのだ。

余談だけど、本屋さんに行くと便意をもよおしてしまうということが以前から話題になっていて、紙とインクのにおいが原因だとする説もあったのだ。ぼくもそういう状態になるのだけど、においと生理現象って本当に関係するものなのだろうか。そういえば、フェロモン香水みたいなものもあるしなあ。

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