機内への液体類持ち込み制限を強化、すべての国際線が対象に。

2007/02/28 14:34 Written by コ○助

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空の安全を守るべく、国際民間航空機関(ICAO)が機内持ち込み物を規制するガイドラインを策定しているなりが、これに従った液体類持ち込み制限が日本でもいよいよ3月1日から始まるなりよ。これまで比較的自由に持ち込めていたモノが3月1日を境にNGとなり、空港で発見され次第、ゴミ箱に捨てられてしまう可能性があるなりね。不要なトラブルを招かないよう、どのような規制があるのか確認しておくことにするなり。

規制の対象となるのは日本発の国際線全便。スーツケースなどに入れて預ける荷物に関しては問題ないなりが、ハンドバッグやバックパックなど、機内に持ち込む荷物に規制物を持ち込もうとすると、出国手続きの段階で没収されてしまうなりよ。細かい液体類の持ち込み規定は次のようになっているなり。

◎国際線への液体類持ち込み制限の内容
・100mlを超える、あらゆる液体物(※)の持ち込みを禁止。
・持ち込みが認められるのは「100ml以下の容器に入った液体物(ライターガスなどは除く)で、容量1リットル以下のジッパーのついた再封可能な透明プラスチック製袋に余裕をもって入れられている場合」「プラスチック製袋は1人当たり1つまで」「医薬品、ベビーミルク/ベビーフード、特別な制限食など」
※「あらゆる液体物」にはジェル類(歯磨き粉、ヘアジェルなど)、エアゾール、スプレー類も含む。

ということで、かなり厳しい規制になるなりよ。ある程度は気をつければ回避できそうなりが、うっかり化粧水や整髪料などを機内持ち込みの荷物に入れていると……。ただ、出国手続き後、免税店などの店舗で購入した飲料や化粧品に関しては規制対象外となるので、飛行機の中で何か飲みたい、化粧直しがしたい、歯を磨きたいといった希望のある人は、「持ち込まずに出国手続き後に買う」ということを徹底したほうが良さそうなりね。

これから海外旅行が盛んになるシーズン。皆さんもお気をつけて。

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