携帯電話とPHSの4キャリア、2006年に最も売れた端末は何だった?

2007/02/27 08:45 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


番号ポータビリティのスタートという、携帯業界にとって大きなトピックのあった2006年。それは新たな顧客争奪戦の始まりを意味していたため、携帯電話各社はこぞって端末ラインアップを充実させ、来るべき番号ポータビリティ商戦に備えたなりよね。実際は予想されたほど商戦は盛り上がらなかったなりが、結果として例年以上に豊富な端末が市場に投入され、ユーザーにとっては選り取り見取り。携帯好きには楽しい1年だったなりよ。

それだけたくさん投入された端末の中で、最も売れた端末は何だったのか。メーカー別シェアのトップにはシャープが立ったことは各方面で伝えられているなりが、個々の端末の売れ行きとなると、あまりデータが出たことがなかったなりよ。でも、ITmediaが携帯電話各社にウィルコムを加えた4キャリアのすべての端末の中で、2006年に最も売れた端末をランキング形式で発表しているなりね。

◎2006年に売れた端末ランキング(ITmediaより)
1位 WX300K(京セラ)ウィルコム
2位 P902i(パナソニックモバイル)NTTドコモ
3位 SH902i(シャープ)NTTドコモ
4位 W41CA(カシオ計算機)au
5位 N702iD(NEC)NTTドコモ
6位 N902i(NEC)NTTドコモ
7位 SH902iS(シャープ)NTTドコモ
8位 D902i(三菱電機)NTTドコモ
9位 FOMAらくらくホンII(富士通)NTTドコモ
10位 P701iD(パナソニックモバイル)NTTドコモ

ということで、意外にも(?)トップに立ったのはウィルコムの「WX300K」だったなり。ウィルコムは契約者数では携帯電話3キャリアには大きく劣るなりが、音声端末のラインアップが絞られているため、その分ひとつの機種に集中する傾向があるのは確か。でも、ハイエンドの端末ではない「WX300K」がこれだけの売れたのは、音声通話定額サービスのブレイクとお手頃な価格で購入できる端末という2つの要素がうまく絡んだ結果と言えそうなりよ。2位以下はauの「W41CA」を除き、すべてNTTドコモの端末。ソフトバンクは残念ながらトップ10にはランクインすることができなかったなり。

今年は各キャリアとも、昨年並みの豊富な端末を投入すると見られているなりが、果たしてどのキャリアの、どのメーカーの端末が最も売れるのか。そのあたりも気にしながら、今年の携帯電話市場の行方を見守っていきたいなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.