全米ネットワークで放映されている "House"。英国出身の俳優ヒュー・ローリーが演じるグレゴリー・ハウスは、社交スキルが全く無い無礼きわまる医師。患者や同僚を怒らせることなど彼にとっては日常茶飯事。わざとブチギレさせてますね、あれは。
しかし他の医師たちが突き止められずにいる病気の正体を、シャーロック・ホームズが難解事件を解決すようにバシバシと診断していく腕は天才的で、ストーリーの中でも毎回最大の見せ場です。しかし病名が判った時点で、患者が手術中だろうがなんだろうが衛生面なんぞも気にせずに、手術室にズカズカ入っていくあたり、かなり迷惑な医者でもあります。もちろん邪魔された医療スタッフは大ギレして喧嘩になるワケですが、患者としてはかなり迷惑です。サックリ切られている状態だし……(笑)。
ところが、こんなトンでもないことが実際にセルビアで起こったとかで。同国の新聞が伝えたところによると、盲腸の手術をしていた執刀医のところに、別のドクターが突然乱入。そこで何故か口論となり、その内手が出て平手打ちを食らわしたあと、退室。引っ叩かれて怒った執刀医も、今度はケンカ相手を追いかけて、患者をほったらかしにしてしまったそうです。おーい、先生(汗)。
手術室の外で取っ組み合いを始めた2人は、結局骨折を含む大怪我。なに頭に血を上らせているのかと。気になるのが、放棄された患者さんですが、執刀医の補佐である医師が手術をこなして、無事だったそうです。
なんだかなぁ。