カンヌの「第60回」を記念、北野武監督ら35人が短編集で競演。

2007/02/21 14:59 Written by コ○助

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毎年5月にフランスのカンヌで開催される、世界三大映画祭のひとつ、カンヌ国際映画祭。今年は5月16日から27日までの日程で開催されるなりが、第60回の開催を記念して、スペシャルな企画が始動していたなりよ。それは世界の著名映画監督35人に、撮り下ろしの短編映画を制作してもらい、カンヌ国際映画祭の会場で特集上映するというもの。この趣旨に賛同したカンヌ国際映画祭の常連監督たちが、夢の競演を果たしているなりね。

現在までに判明している、企画に賛同した代表的な映画監督は次のとおりなり。

北野武(日本)
ヴィム・ヴェンダース(ドイツ)
ロマン・ポランスキー(ポーランド)
ケン・ローチ(イギリス)
張芸謀(中国)
ウォン・カーウァイ(香港)
デヴィッド・クローネンバーグ(カナダ)

まだ情報が少なく、全部で35人もいることを考えると、さらなる大物が控えている可能性もあるなりが、とりあえず現時点だけでも相当なビッグネームが並んでいるなりね。個人的には好きな映画監督ばかりなので、絶対に観てみたいなりよ……。

作品の内容は「劇場」をテーマにした3分間の短編映画。「DVDやビデオによる観賞スタイルが一般化した中、あらためて『劇場で映画を見ることのだいご味や意義』を映像で表現してほしい」(スポーツニッポンより)というのが、この企画の趣旨だというなり。「劇場」という題材と、3分間の制約の中で、各監督のイマジネーションがどのように炸裂するのか。映画ファンなら気にならないわけがないなりよね。

映画祭開催中の5月20日にカンヌで上映されることは決定しているなりが、日本での劇場公開が実現するのかどうかは不透明。また、そもそもの趣旨が「劇場で映画を見ること」にあるため、果たしてDVD化が実現するのかもまた不透明。どうか日本でも何かしらの形で観られる日が来ますように……。

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