デンバー空港の怪? 航空機多数の窓ガラスにヒビが発見される。

2007/02/20 12:28 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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もう20年も前に公開された映画の話ですが。「トワイライトゾーン」という作品のワンシーンで、飛行機の外に怪物を見つけた男性が、恐怖から窓ガラスを割ってそのモンスターを撃ち殺そうとする場面があります。んで、もちろん飛行中の旅客機の内部と外では気圧が違うので男性は外に吸い出されそうになるんですが、これって本当にあったら相当恐ろしい……。子供の頃この映画を観たウォール真木は、これが原因でいまだに飛行機恐怖症でもあるのです。

そんなワタクシのトラウマを思い出させてくれるような、実に奇怪な出来事がコロラド州のデンバーで起こったとのこと。デンバー国際空港は先週、時速160キロを超える強風に見舞われ、ほとんどのフライトがキャンセル。旅客機は地上で待機せざるをえなかったそうですが、その後整備士が調べたところによると、多数の飛行機の窓ガラスにヒビが入っているのが発見されたのです。

飛行機の窓ガラスは耐性が強く、めったなことでは割れることがありません。たとえそのようなことがあっても、飛行中に鳥が当たっただの、機内の温度調節が上手くいかなかった場合というのが主な原因だそう。それなのに地上にあった飛行機が、同じ場所でここまで大量に割れているのが発見されたというのは今までにもないそうで、関係者は頭を抱えているのだとか。

考えられる理由は、強風で何か異物が大量に吹き付けられた、または人為的な行為……などが挙げられます。しかし今のところ原因は不明。なんだか不可解ですねぇ。とりあえずウォール真木としては、これらダメージの受けた飛行機が、離陸前に問題を発見されたってことで一安心なんですが。だってイヤですよ、突然外に吸い出されるのは(涙)。

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