世界初の光学18倍ズーム搭載の新「CAMEDIA」、オリンパスが発売。

2007/02/15 11:22 Written by コ○助

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最近は世の「デジ一眼」ブームに押され、あまり存在感が発揮できずにいる小型デジカメ。手ぶれ補正、高倍率ズーム、広角28ミリ、顔認識といった機能が次第に標準化され、特に目新しいものではなくなってきたため、どのメーカーのどのデジカメを買ってもそれほど機能に差がない状況になっていることも、強烈な個性を感じられずにいる要因なりよね。もちろん消費者にとっては、かつては考えられなかったような高機能が標準化されてきたのは喜ばしいこと。でも、常に目新しい「次の機能」を求める消費者の関心を煽るために、メーカーは四苦八苦しながら新しい機能や特徴をひねり出している印象なりよ。

「デジカメのようなデジタル機器は発展途上が一番面白い」。新製品が出るたびに分かりやすい高機能化が進む段階が最も消費者の関心を集め、物欲をそそるのは事実。画素数や液晶画面の大型化などは機能として訴求するにはもはや限界に達しているなりが、そういう意味ではまだまだ発展の可能性を秘めているのが高倍率ズームなりよ。

オリンパスが欧米で1月から発売をはじめ、国内では3月上旬から発売する「CAMEDIA SP-550UZ」は、そんな高倍率ズームで一歩先を行くデジカメ。小型デジカメ(※デジ一眼との相対的な意味で)としては世界で初めて光学18倍ズームを搭載したなりね。どのような製品なのか、簡単にスペックと特徴をまとめておくなり。

◎「CAMEDIA SP-550UZ」(オリンパス)
・世界初の光学18倍ズームレンズ搭載機。
・28ミリの広角から504ミリの望遠まで対応。
・1/2.5型の710万画素CCDを搭載。
・最高画素でISO1600の高感度撮影が可能。
・高速連写モードを搭載。
・2.5型の23万画素TFT液晶を搭載。
・CCDシフト式の手ぶれ補正機構を採用。
・外部メモリはxDピクチャーカード。
・電源はバッテリのほかに単3アルカリ電池×4本での駆動も可能。
・3月上旬頃発売予定。
・価格は55,000円前後。

高倍率ズームのデジカメは松下電器産業が市場のリーダー的存在だったなりが、オリンパスは松下電器産業に先駆けて光学18倍ズームレンズ搭載機を投入してきたなりね。従来のオリンパスのデジカメは10倍が最高だったので、一気に機能を強化したことになるなり。望遠での撮影には必須ではあるなりが、手ぶれ補正機能もCCDシフト式と高感度撮影の組み合わせによるブレ軽減機能の「デュアル・イメージ・スタビリゼーション」を採用するなど、きっちり対応。なかなか使い勝手の良さそうなデジカメなりね。

現時点では最も倍率の高いズームを搭載する「CAMEDIA SP-550UZ」。松下電器産業をはじめとするライバルメーカーもこの流れに追随するはずなりが、少しでも早く光学18倍ズームの世界を体験したい人はぜひチェックを。

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