ブタ年がベビーブームを呼ぶ? アジア各国で企業が期待。

2007/02/14 11:54 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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今年はイノシシ年。ウォール真木の干支でございます。先日12歳の小学生が、

「今年ボクの干支なんだー」

と教えてくれたので、実は私もそうだと教えると、ちょっとビックリして、

「えっ、じゃあボクより12歳も年上なの!?」

君、いい子だねぇ(涙)。本当はそこからさらに一回り上だけどさ……。ところで日本では「イノシシ」年ですが、中国語圏では「ブタ」年と認識されているのが一般的なんだとか。これは「猪」という文字が中国語では通常ブタを意味するからだそう。アメリカの中華料理レストランに行くとよく目にする、紙製のテーブルマットに書かれた「干支占い」にもやっぱり「イノシシ」じゃなくて「ブタ」が描かれており、毎回ウォール真木は、それに向かってブヒブヒいってみるのでした。「イノシシ」なら、多少まだマシなのになぁ、とか……。

しかし「ブタ」年、あなどれない。この年に生まれた子供は将来財運に恵まれると迷信でいわれており、さらに今年は十干と組み合わせた「丁亥(ひのとい)」と呼ばれる60年に一度の幸運な年なんだとか。「丙午(ひのえうま)」に生まれた女性は将来夫を食い殺すといわれていますが、「丁亥」生まれの子供は黄金を手に入れると伝えられているのだそうです。

このため、今年は中国や韓国でベビーブームが到来するのではないかといわれており、赤ちゃん関連業界は期待をよせています。排卵誘発剤を販売する製薬会社なども、セールスを強化し、薬の効果で女性が妊娠した場合、そのカップル第1号に「金の豚の置物」をプレゼントする予定だそうです。わはははは(笑)。

しかし逆に嬉しくないのがコンドーム・メーカー。昨年後半から徐々に売り上げが下がってきており、世間の盛り上がりとはかけ離れた立場に追い詰められているそうです。わはははは(涙)。

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