NTTドコモ、今秋発表の「905i」シリーズは全機種ワンセグを搭載へ。

2007/02/08 22:44 Written by コ○助

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まだまだ全体に占める普及台数は少ないなりが、ジワジワとユーザーを増やしているワンセグ機能の搭載端末。各キャリアがこぞってハイエンド端末にワンセグ機能を搭載しているため、先進的な携帯電話ユーザーを中心に「ケータイでテレビを見る」というスタイルが定着しつつあるなりよね。最近は単にテレビが見られるだけでなく、EPGによる予約録画機能や音声付き時短再生機能など、ワンセグの使い勝手を劇的に向上させる機能も次々と搭載され、ちょっとしたテレビ視聴なら十分なレベルになってきているなりよ。「テレビ1人1台」時代を感じさせる端末が増えてきているなりね。

NTTドコモはもともと、キャリア側があまり儲からない仕組みのワンセグには懐疑的な立場を取っており、昨年3月には中村維夫社長が「今のサイマル放送では、携帯電話はテレビ受像器のままであり、メリットはない(※サイマル放送は複数のチャンネルで同じ時間に同じ番組を放送すること。現在のワンセグは地上波アナログ放送と同じ番組を流している)」と断じていたなりよ。でも、ワンセグへのニーズが高まりを見せてきたことから方針を転換。昨年発表済みの「D903iTV」「P903iTV」「SH903iTV」を今月から順次、先月発表の「SO903iTV」を6月頃から発売するなど、ワンセグ機能搭載端末のラインアップ拡充に努めているなりね。

そして、この流れをさらに加速させ、今秋発表する2007年冬モデル「905i」シリーズでは、全機種にワンセグ機能を搭載するというなりよ。auやソフトバンクは2006年冬モデルから音楽視聴機能やワンセグ機能などのAV周りを強化、NTTドコモは一歩出遅れた感があったため、少し遅れはするものの、強力な2007年冬モデルで巻き返しを図るなりね。また、「905i」シリーズは全機種が下り最大3.6Mbpsのパケット通信が可能な「FOMA HIGH-SPEED」と、海外でもそのまま使える国際ローミング機能を搭載し、ワンセグ機能と合わせて「3つの目玉」を全面に押し出したラインアップにするようなり。

ちなみに、これまでのNTTドコモの端末ロードマップでいけば、現行の「903i」シリーズの次は機能改良版の「903iS」シリーズ、そして「904i」「904iS」「905i」と続くなりが、今年から「iS」は廃止となり、「903i」の次は「904i」(夏モデル)、「905i」(冬モデル)となるなりね。NTTドコモとしては、新モデル投入のたびに大幅な機能強化をしている、ということをよりアピールしていきたい考えのようなり。

もちろん、auやソフトバンクもワンセグ機能搭載端末をどんどん増やしていく方針なので、今年後半から来年にかけて、「ケータイでテレビを見る」というスタイルは当たり前のモノになっていきそうなりね。

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