K-1トライアウトに異色応募者が続々、元プロ野球の4番打者も。

2007/02/08 11:06 Written by コ○助

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佐竹雅昭をはじめ、K-1草創期には元気だった日本人ファイターも、近年は海外選手の大型化や人材枯渇によって戦力的に厳しい状況。特にヘビー級の日本人選手は苦戦を続ける武蔵を超える人材がなかなか現れず、物足りく感じているファンは少なくないなりよね。この閉塞した状況を打破したいK-1は「K-1 JAPAN戦士育成プロジェクト」を立ち上げ、これまで格闘技の経験のないアスリートたちに門戸を開く「K-1トライアウト」を開催することになったなりよ。先月25日から募集を開始しているなりが、これまでに100名を超える応募者が殺到し、中には元プロ野球選手やラグビーの元日本代表選手の名前もあるというなりね。

まだ応募段階のため名前は明かされていないなりが、注目されそうなのは元プロ野球選手。谷川貞治イベントプロデューサーによると、その選手は「セ、パ両リーグで4番を打ったことがある、25〜30歳ぐらいの選手」だというなり。スポーツニッポンはこの条件に当てはまる選手として、ロッテや阪神で活躍した立川隆史外野手と、阪神やオリックスで活躍した塩谷和彦内野手の名前を挙げているなりね。ともに4番経験はあるものの、決して「不動の4番打者」と呼ばれるような大打者ではなく、あくまでも「4番を打ったことがある」クラスの選手だったなりが、大柄な体格なので確かにファイター向きかもしれないなり。

特に野球ファンの関心が高そうなのは塩谷選手。現役時代は数々の「伝説」を残した選手として、野球ファンには「ある意味」人気のあった選手なりよ。例えば日本での13年間の現役生活(2006年に1年間だけ韓国のSKワイバーンズでプレー)では、所属球団が一度もAクラス(3位以上)になったことがなく、そのために「ミスターBクラス」「最下位を呼ぶ男」「最下位請負人」「疫病神」(Wikipediaより)といった不名誉なニックネームが付けられていたことも。

また、「自分の力が出せないのは、試合に出さない球団が悪い」と球団や監督への批判を繰り返すなど、球界の「ビッグマウス」としても知られていたなり。報道されることが人物像のすべてを表しているわけではないなりが、良くも悪くも今のプロ野球界には珍しい個性的な選手だったなりね。まだ塩谷選手だと特定されたわけではないなりが、仮にそうなら、ちょっと面白そうではあるなりよ。まあ本当に格闘技を愛するファンにとってはあまり歓迎すべき選手ではないかもしれないなりが……。

「K-1トライアウト」の募集期間は20日まで。全応募者の中からトライアウトで10人前後に絞り、国内のみならずオランダや南アフリカでの合宿を通じて選手を育成する方針なり。コーチとしてアーネスト・ホーストとマイク・ベルナルドが参加することが決定しており、順調にいけば年内にもデビューすることになるなりね。プロ・アマ問わずに広く募集しているので、プロ格闘家を目指している人は挑戦してみてはいかがなりか?

(12:00追記)
日刊スポーツによると、K-1トライアウトに参加する元プロ野球選手は立川隆史外野手のようなり。

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