もうすぐバレンタインデー。本命でも義理でも、チョコレートをもらうというのは男性にとって何となくうれしいこと。ぼくは甘いモノが苦手なのだけど、“くれる”という行為自体にちょっとした感動を覚えるのだ。
さて、そんなバレンタインデーについてネットリサーチ会社のマクロミルが調査を行ったところ、女性会社員の約8割が「チョコレートの購入予定がある」と回答し、4割の人が義理チョコでも“お返し”を期待していることが分かったのだ。
調査は、1月22〜23日に全国の20〜30代の女性会社員515人を対象に行われた。それによると、「チョコレートの購入予定がある」と回答した人は78%で、チョコレートをあげる相手(複数回答)は「夫、彼氏」が最多で70.6%。「彼氏ではないが気に入っている男性」は12.7%だったので、バレンタインデーを利用した女性からの告白率はあまり高くなさそう。
この2つを合わせた83.3%が本命チョコを用意するようで、「会社の上司」や「会社の部下・同僚」、「家族」などへの義理チョコを用意する人もも37〜48%とけっこう多かったのだ。
購入先については、本命チョコでも義理チョコでも最も多かったのが「デパート」(51%、66%)。ところが、次に多かったのは本命チョコが「有名ブランド店」(33%)に対して義理チョコが「スーパー・コンビニ」(25%)と、ちょっと差がついているのだ。年代別見ると、20〜24歳の本命チョコでは「手作り」という回答が45.2%で最も多かった。
購入予算はもっと如実に差が出ていて、本命チョコの平均2148円に比べ義理チョコは799円。実に1350円の差があるのだ。当然と言えば当然なのだけど。でも、この義理チョコにも40.3%の人が“お返し”を期待しているようで、ほとんどの人がクッキーやチョコレートなどの食べ物を望んでいるのだけど、「食事」などを求める声も少なくない。799円で食事をおごってもらえるなら、これはお得なのだ。
しかし、こうした会社での義理チョコのやり取りについて否定的な意見を持っている人が73.7%にのぼっていることも分かった。面倒だったりお金がかかるという理由が多ったのだけど、せっかくのコミュニケーションを深める機会。お寿司や焼き肉をおごってもらえるかもしれないし、義理チョコでも渡したほうが良いことが起こるかも。
ぼくは今年に限って、チョコがもらえるかどうかよりも、当日行われる英国の音楽賞ブリット・アワードの結果が気になって仕方がないのだ。