花粉への準備は万端? 情報サイトや対策グッズ続々。

2007/02/01 20:37 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


暖かくなる春、過ごしやすくなるので歓迎すべき季節なのに、一部の人にとってやっかいな時季でもある。そう、花粉がやってくるのだ。環境省の予測では、関東甲信越の飛散量は少なめだった昨年をさらに下回る平年の20〜30%。全国的にも少ないようだけど、岩手県など大量飛散が予測されているところもあるので、気を抜くと大変なことになるのだ。

いまや国民病ともいわれている花粉症なだけに、その関心度も高い。都道府県の各公式サイトやポータルサイトでは専門ページを設けているところが増えている。東京都公式サイトの花粉情報ページでは、最新測定データのほかに「花粉濃度マップ」を導入。過去48時間から現在までの花粉濃度が静止画と動画で表示されるのだ。これはお出掛け前にチェックするといいかも。

また、@niftyでは花粉飛散予報や花粉に関するQ&A、コラムなどの情報を掲載する「@nifty 花粉情報」の2007年度版を開設。全国の花粉飛散予報が1週間単位で表示される。旅行に出る機会が多くなる季節だけに、この情報はありがたい。モバイル向けサービスも無料で行っているので、出発前にうっかり忘れてもクルマや電車の中でチェックできるのだ。ユーザーが花粉対策のノウハウを投稿するサービスも、2月下旬に開始するとのこと。

一方、花粉症対策グッズも百貨店やドラッグストアなどの売り場を賑わせており、新商品も続々登場しているのだ。まず、体内からの対策グッズとして、アサヒ飲料の「べにふうき緑茶」やサッポロ飲料の「ホップ研究所」が新発売。それぞれ配合されている有効成分が症状緩和に一役買ってくれるのだそう。以前からあるカルピスの「インターバランス L-92」シリーズにも、花粉症の原因であるアレルギー抗体の生成を抑制する「ダブルケア」という新商品が登場。いずれも200円程度とちょっと高めだけど、薬を飲むと体調が悪くなる人は試してみてもいいかも。

物理的な対策グッズでは、定番のマスクやメガネをはじめ、空気清浄機、布団や衣服などに花粉が付きにくくするスプレー、衣服自体が花粉が付きにくい素材を使ったものなど多種多様。その中でもぼくが注目しているのが、フマキラーが発売している「アレルシャット 花粉 鼻でブロック」。鼻の穴の入り口にクリームを塗るだけで花粉の侵入が防げちゃうそうなのだ。仕事にプライベートに、マスクを付けられないシーンで活躍してくれそう。

毎年花粉症で悩まされているぼくとしては、唯一根本から直せる減感作療法を受けたいと思うのだけど、長期間定期的に通院しなきゃならないので、なかなか踏み切れないでいる。それでも早めに薬を飲み始めるだけでかなりラクになるようなので、症状が出る前からの予防が大切なのだ。また、花粉症じゃない人も飛散量に関係なく突然発症したりするので、一応のご注意を。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.