子どもの泣き声が原因? ニワトリ大量死で責任追及される。

2007/01/26 22:40 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール真木の娘たち、特に次女が生まれた時は、その泣き声ってのがこれまた元気で、彼女の誕生を喜びつつも、

「これから我が家もまた一段とにぎやかになるなぁ……」

と思ったものでございます(笑)。実際その予想は当たって、赤ちゃんってのは大きくなるに連れてその肺活量も増える。声拡大する……。どっちかというと「しくしく」泣く長女に比べて、自己主張型の次女はその泣き声もハンパじゃありません。それでも、その泣き顔さえも可愛いと思えてしまうのは、親の強みですかねぇ。時々泣きじゃくる彼女をなだめるのも忘れて、しばし観察してしまう自分がおります(笑)。親バカ、親バカ……。

それはさておき。

中国東部の農村で、その子供の声が原因で大量のニワトリがパニックに陥り、あちこち走り回った挙句、お互いに踏みつけあって圧死してしまったという出来事があったそうなのです。なんでも問題の男の子は犬に怯えて泣き出し、ニワトリ小屋の前で絶叫で泣き叫んでいたんだとか。その声に怖がった動物たち、狭い小屋の中ということもあって、そりゃあ恐ろしかったに違いない。結果的に433羽ものニワトリが、踏みつけあう形となり、死んでしまったのだそうです。

この被害に困ったニワトリの所有者は賠償を求めて裁判を起こし、先日その男の子の父親に対して1,800元(日本円にして約28,000円)の支払いを命令しました。しかし犬が怖かった男の子、それが原因で死んでしまったニワトリ、そしてその被害の賠償をさせられた父親……。なんだか気の毒なシチュエーションばっかりの事件ですねぇ。

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