「シーマン」に続編登場、新作は体長20cmの「北京原人育成」。

2007/01/23 11:26 Written by コ○助

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「キモかわいい」の走りとも言える「シーマン」が世に姿を現したのは、ミレニアム突入前夜の1999年7月のこと。ドリームキャスト向けに「シーマン〜禁断のペット〜」として発売され、人面魚のような風体、オッサン臭いキャラクター、ふてぶてしい態度、音声認識ゲームという新しさなどがウケ、ちょっとしたブームになったなりよね。第3回文化庁メディア芸術祭では、デジタルアートインタラクティブ部門優秀賞を受賞するなど、さまざまな賞を獲得した作品でもあるなり。

気が付けばあれからもう8年。この間、少しだけ内容が変わった「シーマン2001」、プレステ2版「シーマン 完全版」、Windows版が発売された程度で、「シーマン」界隈はそれほど目立った動きもなく。月日の経過とともに、次第に「シーマン」は過去の人気キャラとして、記憶の片隅に追いやられていったなり。

でも。そんな「シーマン」界隈に新しい動きが出てきたなりよ。今春、プレステ2向けに続編が発売されることが明らかになったなりね。新作のタイトルは「シーマン2〜北京原人育成キット〜」。人面魚から北京原人へと「育てる」対象は変わるなりが、言葉を教えて対話をしていくという、作品のテイストはそのまま引き継がれるなりよ。なお、プロデュースは前作同様、ビバリウムのゲームクリエイター・斎藤由多加氏が担当するなり。

公式ページの情報によると、今回の舞台は「島」。そこに住む体長20センチの北京原人と「シーマイク・コントローラ」を介してコミュニケーションをはかり、文明と言葉を教えて成長させていくのが目標となるなり。ただ、公式ページには「はたしてこれがシーマンなのか? シーマンは別にいるのか?」と意味深な言葉が残されており、ひょっとすると前作の「シーマン」がゲーム中のどこかに登場するのかもしれないなりね。

発売は3月29日、価格は7,140円(シーマイク・コントローラ同梱版は9,240円)。「シーマン」に熱狂した思い出のある人は、ぜひチェックを!

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