ニュース読解力を認定する「ニュース時事能力検定」の実施が決定。

2007/01/12 23:56 Written by コジマ

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「近頃は、子供の読解力が落ちている」「最近の若者は新聞や本を読まなくなった」なんて嘆く声が聞こえて久しいけど、新聞を読まなくてもネットでニュースを読んでいる人もけっこう多いのではないだろうか。ぼくも仕事柄、情報源は新聞よりもネットに傾きつつあるのだけど、新聞だろうとネットだろうとニュースを読むうえで必要なのが読解力ではないだろうか。

読解力といっても、ここで言っているのは現代国語のテストみたいなことじゃなくて、ニュースを読み解くための力。歴史や用語、それに関連する知識を持ち、ニュースの流れをつかむ力なのだ。この力を「時事力」として、日本時事能力検定協会と毎日新聞社が第1回となる検定試験を行うのだ。

同試験は、自身の理解度によって1〜5級を選び、各級とも政治、経済、国際問題、社会・環境、文化・スポーツの5分野から出題されている時事問題60問に50分で答える。出題形式は4択のマークシート方式(1級のみ記述方式含む)で、約70%の正解率で合格となるそうなのだ(1級のみ約80%)。

第1回試験は9月2日、北海道、東北、関東、東海、関西、九州など10カ所で行う。第1回試験では、昨年のニュースと今年の前半のニュースから出題されるのだ。また第2回試験も12月2日開かれることが決定している。検定料は1級6500円、2級4900円、3級3900円、4級3600円、5級2900円。

読解力に自身がある人もない人も、自分のニュース読解力を測るよいチャンスかも。ぼくも受けてみたいけど、こういう仕事をしているので2級以上じゃないと受けるのが恥ずかしいけど、2級以上だと受かる気がしない。うーん、ここは華麗にスルーかな(笑)。

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