ニンテンドーDS好調の任天堂、業績上方修正で売上高9000億円に。

2007/01/11 11:21 Written by コ○助

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昨年は年間を通じて話題が途切れることがなく、発売開始から2年が経過した今もなお、小売店では品切れ状態が続いているニンテンドーDSなりが、本体が売れればソフトが売れ、ソフトが売れれば本体が売れる……と好循環を繰り返しているため、このブームはしばらくは続きそうな気配なりよね。コ○助の周囲にも、クリスマス商戦でニンテンドーDSを買おうと思っていたのに手に入らなかったという人がたくさんいるなりよ(笑)。

こうした現状を見れば当然、発売元の任天堂も好景気に沸いていることは容易に想像ができるなりが、10日には昨年10月に発表した業績予想を大幅に上方修正した、2007年3月期の連結業績予想が発表されたなりね。前回と今回を簡単に比べておくと。

・売上高:7,400億円 → 9,000億円(21.6%増)
・経常利益:1,700億円 → 2,100億円(23.5%増)
・当期純利益:1,000億円 → 1,200億円(20%増)

この業績予想、最初に出されたのは昨年の5月だったなりが、そのときには当期純利益を650億円と見込んでいたなりよ。それが最終的には1,200億円と、倍近くまで跳ね上がったことになるわけなり。つまり、このニンテンドーDSは任天堂の予想を遙かに超えたブームを起こしていると言えるなりよ。

今回の発表に伴い、大幅に上方修正されたニンテンドーDSの予想販売台数も明かされたなりが、3月末時点で本体は2,300万台(前回予想より300万台増)、ソフトは1億本(同1,800万本増)に到達する見込み。全世界の合計の数字ではあるなりが、今後は韓国での発売も控えており、ニンテンドーDSがさらに販売台数を積み上げていくのは確実なりね。

ちなみにエンターブレインの調査によると、ニンテンドーDSにけん引される形で日本のゲーム市場は拡大傾向が続き、ゲームのハード全体の売上は2,619億円(前年比59.7%増)、ソフト全体の売上は3,639億円(同25.1%増)に達しているというなり。ソフトに関しては全体の6割以上が携帯機向けで、据え置き型向けソフトを携帯機が上回ったのはゲーム史上初めてのことなりよ。

昨年末にスクウェア・エニックスから発売された「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」はもうすぐ100万本に迫る勢いで売れているほか、18日には任天堂から「怪盗ワリオ・ザ・セブン」、25日にはセガから「三国志大戦DS」、2月15日にはコナミデジタルエンタテインメントから「DEATH NOTE キラゲーム」と話題作が続くニンテンドーDS。2007年も楽しみなりね。

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