独No.1ヒットの「オカマSF」映画、吹替版は古谷徹ら名声優を起用。

2006/12/28 23:30 Written by コ○助

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ハリウッドの作品に比べると、なかなか日本では陽の目を見ることがないヨーロッパのコメディ映画。フランスのジャック・タチ監督やフランシス・ヴェベール監督の作品のように、上質なコメディ作品はまだ上映される機会があるなりが、いわゆる「B級映画」と呼ばれるような少しバカバカしいくらいの作品は、あまりお目にかかる機会がないなりよね。劇場公開されない以上、ビデオやDVDになる可能性もほとんどなく。ヨーロッパのコメディ映画は「観たくても観れない」ものが多いのが現状なりよ。

2004年にドイツで公開され、9週連続No.1という大ヒットを記録した「ドリームシップ エピソード 1/2」も、そんな作品のひとつ。ドイツで「9週連続No.1」の記録は、「タイタニック」「スターウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」ですらも達成できなかった記録……というだけでも、その凄さが分かると思うなり。

それほどまでにドイツの国民を熱狂させた「ドリームシップ エピソード 1/2」とは、どのような作品なのか。当然気になってくるなりが、簡単に言えば「スターウォーズ」や「スタートレック」などのSFの名作を題材にしたパロディ映画なりよ。まあこれだけの要素でも十分に「B級映画」のテイストがプンプンなりが、さらに主人公は3人のゲイという、実に分かりやすいコメディなりね(笑)。この作品がDVD化され、1月26日から発売されることが決まったなりよ。

でも、単にドイツのヒット映画がDVD化される……というだけでは、何も面白くないなりよね。この作品のDVD化で面白いのは、収録される日本語吹き替えに起用された声優のあまりに、そしてムダに豪華な陣容。どのような声優が起用されているのか、簡単にまとめておくなり。

・古谷徹 [機動戦士ガンダム(アムロ・レイ)]
・池田秀一 [機動戦士ガンダム(シャア・アズナブル)]
・小山力也 [24 TWENTY FOUR(ジャック・バウアー)]
・飛田展男 [機動戦士Zガンダム(カミーユ・ビダン)]
・高島雅羅 [スター・ウォーズシリーズ(レイア・オーガナ姫)]
・麦人 [新スタートレック(ジャン・リュック・ピカード)]

とても「B級映画」、それも「オカマSF」映画とは思えない声優陣なりよね(笑)。アムロとシャア、ジャック・バウアー(の声)が一堂に会すると、いったいどんな会話になるのか……。少しでも「ガンダム」や「24」をかじったことのある人ならば、興奮しないわけにはいかないなりよ。

皆さんも「ドリームシップ エピソード 1/2」を見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいなり。

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