次の日曜日で今年も終わり。いろいろあった2006年もあと1週間を切ったなりが、皆さんはもう年越しの準備は万全なりか？　終業日に向けて今年の仕事を片づけたり、年賀状を用意したり、正月用の食材を調達したり……。残りの日数が少なくなるにつれてやることだけは増えていくなりが、年末にやっておかなければならないことのひとつに、大掃除があるなりよね。

コ○助も実家に住んでいた子どもの頃は、年末の大掃除は恒例行事としてお手伝いしていたもの。親に「面倒くさい」「春先にやればいいじゃん」などと楯突きながらも、自分の部屋の片付けを中心に、家のあちこちを拭いたり、掃いたり、結構働いたものなりよ。だいたいの作業は、動き始めてしまえば抵抗なく黙々とこなしていたなりが、どうしても嫌いだったのはガラス拭き。寒い冬の水仕事、そして家の2階の窓から身を乗り出してガラスを拭くという、子どもにはやや危険な作業が嫌で嫌で（笑）。今となっては懐かしい思い出なりが、大掃除の季節になると必ず頭をよぎる思い出でもあるなりね。

大人になってからは、季節感のない生活をしていることもあり、あまり「年末だから」という理由では大掃除はしなくなってしまったなり。気が付いたとき、気が向いたときに大掃除をするという、非常にダメな大人になってしまったなりよ（笑）。生活にメリハリを付ける意味でも、本当はしっかり年末に大掃除をして、気持ち良く新年を迎えないといけないなりよねぇ……。まあ気ままな独身のうちだけだと思って、今はこれで良しとするなり。

さて、世間的には年末に大掃除をするのは「当たり前」のことだと思うなりが、いつ頃から始める人が多いのか、また、いつ頃までに終わらせたいのか、といったことについてダスキンが調査をしているなりよ。

◎「大掃除に関する調査」（ダスキン）
・大掃除を開始する日は29日が最多の8.3％。次いで28日の7.7％。
・大掃除を終えたい日は30日が最多の19.8％。20代男女に限れば31日が最多。

この調査に従えば、20代の男女は年内いっぱいギリギリに終わればセーフ、それよりも上の年代では大みそかをのんびりと迎えるために、その前日までに大掃除は片づけてしまう傾向が見られるなりね。まあ若い世代には年賀状も「31日に出す派」が結構いるので、年越し意識としては不思議な傾向ではないなり。

大掃除を「開始する日」に29日を選ぶ人が多いのは、だいたいの企業が28日で仕事納めになるため。大がかりな力仕事も入ってくる年末の大掃除だけに、夫が休みに入ったタイミングで手伝ってもらう、共働きの夫婦が休みに入ったと同時に大掃除を始める。そんな傾向が出ていると見て良さそうなりね。

今日は26日。大掃除を年内に終わらせてスッキリするには、そろそろ動かなければならないなり。皆さんもお早めに。