液晶モニタやSDカードに対応、「ライカM3」ミニデジカメに新機種。

2006/12/25 11:47 Written by コ○助

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写真が好きな人なら、誰でも一度は憧れるライカのカメラ。20世紀初頭から先進的な発想と高い技術を注ぎ込まれたライカのカメラは、かつて世界中の市場を席巻するほどの人気を誇ったブランドなりよ。日本製の量産カメラに押されるカタチで一時はブランド存続の危機に立たされたこともあったなりが、現在は高級カメラとして確たるポジションを確立し、末永く愛せるカメラとして愛好家を増やし続けているなりよね。

これまでライカのカメラはたくさん世に送り出されているなりが、中でも名機と誉れ高いのが1954年に産声を上げた「ライカM3」。1968年には生産終了となっているため、今手に入れようと思ったら中古品しか購入することができないなりが、それでも状態が良いものだと20万円は下らないほどの高値で取り引きされているなりよ。それよりも安く手に入る一眼レフカメラや現代のカメラと比較して、画質や使い勝手が格段に優れている……というわけではないなりが、古いフィルムカメラならではの味や、多少クセのある作り(フィルムの装填が難しいなど)がマニア心を刺激しているなりね。

でも「ライカM3」は高価なカメラゆえ、おいそれと購入できるモノではなく。「欲しい」と想い焦がれても、なかなか購入に踏み切れない人も多いよ。そんな人の物欲を、もしかしたら少しでも満たしてくれるかもしれないのが「ライカM3」をモデルにしたミニチュアのデジカメ「DCC Leica M3(5.0)」。フィルムでもなければ大きさも異なるなりが、確かにライカのブランドを冠し、しっかり写真を撮ることができるデジカメなりね。

「DCC Leica M3(5.0)」はドイツのミノックス社が開発、日本では駒村商会が販売しているミニデジカメシリーズの最新作。これまでも「ライカM3」をモチーフにしたミニデジカメを販売しているなりが、デジカメとしての機能を大幅に強化した新モデルが発売されることになったなりね。ミノックス社はあまり耳なじみのない人もいると思うなりが、映画「007」シリーズなどに登場するスパイカメラの開発を手がける、超小型カメラが得意なメーカーなり。

それでは「DCC Leica M3(5.0)」のスペックや特徴を簡単にまとめておくなりね。

◎「DCC Leica M3(5.0)」(ミノックス、駒村商会)
・320万画素CMOSセンサーを搭載(補間記録は500万画素)
・1.5インチの液晶モニタを搭載。(液晶は今モデルから)
・レンズは固定焦点の単焦点。(ズームなし)
・SDカードに対応。(外部メモリ対応は今モデルから)
・巻き上げレバーを再現。
・価格は47,250円。
・発売日は2007年1月25日。

昨今のデジカメに比べるとスペックは弱く、価格は高いなりが、そこはライカのブランドを掲げているデジカメ。どのようなカメラであれ、「ライカオーナー」であることに価値を見出せるか否かで、この製品の評価は変わってくるなりね。

ポケットに軽く入るサイズのライカを日常的に持ち歩き、気軽にスナップを撮る。いつもライカがそばに居ることに喜びを見つけられるならば、購入の選択肢に入れても良さそうなり。

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