電車に乗っていると、たびたび見かける乗客の迷惑な行為。ちょうど今日も、地下鉄の車内にコーヒーの空き缶を置き捨てようとしていた毎日新聞の記者が、注意してきた相手に平手打ちを食らわして逮捕される事件があったなりよ。何を持って迷惑と感じるかは受け取り手の主観に拠るところもあるものの、明らかに度を越した迷惑行為も、しばしば目にする光景なりよね。

日本全国の民営鉄道で構成される日本民営鉄道協会は、こうした電車内の迷惑行為に対する調査の一環として、1999年から毎年マナーに関するアンケートを実施しているなり。その結果をランキング形式にまとめているなりが、今年も「駅と電車内の迷惑行為ランキング」が発表されたなりよ。世間一般では、どのような行為を「迷惑」と捉えているのか、参考までに少し見ておくことにするなりね。

◎駅と電車内の迷惑行為ランキング（日本民営鉄道協会まとめ）
1位　座席の座り方（12.9％）
2位　携帯電話の使用（12.2％）
3位　ヘッドホンステレオの音漏れ（11.3％）
4位　乗降時のマナーについて（10.2％）
5位　荷物の持ち方・置き方（9.6％）
6位　電車内で騒ぐ（7.8％）
7位　女性の化粧（6.9％）
8位　所構わず電車の床に座る（4.7％）
9位　車内等での飲食（4.5％）
10位　環境美化に努めない人が多い（4.5％）

今年の1位になったのは3年連続で「座席の座り方」。詳しい説明は紹介されていないなりが、恐らくは通路に足を投げ出す、ムダに座席のスペースを取る、といったところなりか。2位は世間を上げてマナー向上に取り組んでいるにも関わらず、「携帯電話の使用」がランクイン。いまだに大声で通話している人を見かけることがあるなりが、自分が気が付かないうちに迷惑をかけているケースもある「座席の座り方」や「ヘッドホンステレオの音漏れ」などに比べると、携帯電話は通話をしなければ良いだけの話。なぜ、そんな簡単なことが守れないなりかねぇ。

皆さんはどのような行為を「迷惑」だと感じるなりか？