発売以来の大ヒットによって、国内累計販売台数が約1,270万台に達したニンテンドーDSとDS Lite。日本のゲーム史における過去最大の普及台数を目指して走り続けているなりが、そんなニンテンドーDSに初めて大きな不具合の報告が出てきたなりよ。対象となるのは約20万台と、全体からすれば決して多い数字ではないなりが、気になる人もいると思うので不具合の内容をお知らせしておくなりね。

任天堂からアナウンスされた不具合は、2006年1月〜6月出荷分のニンテンドーDSと、同7月〜10月出荷分のニンテンドーDS Liteに同梱されたACアダプタに関するもの。ニンテンドーDS/DS Lite用のACアダプタには3タイプが存在しているなりが、今回問題となっているのは長野日本無線株式会社のものだけで、ほかの2タイプについては特に不具合は見つかっていないなりね。

具体的には、ACアダプタを通常使用していても故障するケースがあり、そのまま故障に気が付かずに使い続けていると、異常過熱を起こして発煙や火傷の原因となる可能性があるというなりよ。発煙……と聞くと発火についても心配になってしまうなりが、ACアダプタの外部樹脂には難燃性素材を使用しているため、任天堂は発火にまで至る可能性は極めて少ないとの見解を示しているなりね。

交換の方法は特設の「任天堂ACアダプタコールセンター（0120-210-557）」に電話をして受付を済ませると、約1週間程度で引き取り＆交換をするヤマト運輸の担当者が自宅まで来る流れ。ユーザーが発送などの手間をかける必要はないなりよ。配送料も含めてユーザー負担もないので、対象のACアダプタを所有しているユーザーは、すぐに電話をしたほうが良さそうなり。

また、リモコンのすっぽ抜けトラブルが話題となっている「Wii」に関しても、従来品よりも強度のあるストラップへの交換措置を発表。こちらも特設の「Wiiストラップコールセンター（0120-345-164）」に電話をすれば無償交換してくれるので、心配な人はぜひ電話を。

任天堂のサポートはいつも素早く、丁寧なことからユーザーからの評判も良いなりが、今回の件も大きな問題になる前に対応策を発表し、特設ダイヤルをすぐに設置している点は評価できるなりよね。不具合が見つかったことは褒められることではないなりが、起きてしまったときの任天堂の対応はさすがなり。