2006年赤ちゃん命名ランキング発表、1位は「大翔」と「陽菜」。

2006/12/12 23:50 Written by コジマ

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芸能界もそうだけど、ぼくの周りでは結婚&出産ラッシュ。かつて一緒になってバカばっかりやってた連中が家族を築いていく姿はなかなか嬉しいもの。みんな幸せそうだなあと思わず温かい眼差しを向けてしまい、まるでおじいちゃんのようになってしまっているのだ。

出産に当たって問題となってくるのが、子供の名前をどうするかということ。周りに聞いてみると、インスピレーションですんなり決まっちゃった人もいれば、夫婦で対立、それぞれの両親で対立なんてモメちゃうケースも少なくないのだ。

そんななか、ベネッセコーポレーションが発行する妊娠・育児雑誌「たまひよ」(「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「こっこクラブ」の3誌)が行っている毎年恒例の「たまひよ名前ランキング」が発表された。このランキングは、「たまひよ」の通販利用者5万人を対象に、今年1〜11月に生まれた赤ちゃんの名前を聞いたもの。

男の子で1位だったのは「大翔」くん。「だいしょう?」なんて読み方を迷ってしまうけど、「ひろと」と読むそうなのだ。大翔くんは2004年も1位、昨年2位と、長く人気の名前となっている。今年はアンケートの対象者だけでも152人の大翔くんが生まれたのだ。「翔」の字がつく名前は人気のようで、2位(翔太)、9位(翔)、31位(海翔=かいと=)、43位(陽翔=はると=)など、100位以内に9つもランクインしている。ちなみに、クロマニヨンズの甲本ヒロトは「浩人」と書くそうなのだ。

女の子の1位は「陽菜」ちゃん。「ひな」と読むのだとか。こちらも昨年に続いての1位で、今年生まれた陽菜ちゃんは、大翔くんより多い204人となっている。今年の上半期出生数が6年ぶりに増加したとはいえ総体的には少子化傾向であるなか、このサンプル数で204人ということはかなりの確率で他の子とカブってしまいそうだけど……。

また、今年話題だった名前も人気のようで、今年生まれた悠仁親王の「悠」は漢字ランキングで8位、愛子内親王の「愛」の字は以前からの人気もあって3位となっている。スポーツ界では、夏の甲子園をわかせた早稲田実業の斎藤祐樹投手の影響か、「祐樹」が昨年の329位から162位に、フィギュアスケートの浅田真央選手の「真央」も、昨年の27位から15位にジャンプアップしているのだ。

地域別では、北海道・東北、関東、東海、九州・沖縄で「大翔」くんが1位だったものの、北陸・甲信越では「樹=いつき=」くん(総合20位)、近畿では「陸=りく=」くん(総合3位)、中国・四国では「悠人」くん(総合17位)がそれぞれ1位だった。女の子も北海道、関東、東海、近畿、九州・沖縄で「陽菜」ちゃんが1位だったけど、北陸・甲信越では「彩乃=あやの=」ちゃん(総合18位)、中国・四国では「美優=みゆ=」ちゃん(総合7位)がそれぞれ1位だった。北陸・甲信越と中国・四国は男女共に全国とは違う傾向にあったのだ。

すべてのランキングは、「たまひよ」の公式サイトに掲載されている。また、同サイトでは命名を鑑定するサービス(有料)も行っているので、これから出産の予定がある人はご参考に。

余談だけど、宮城県に住むぼくの友達が歴史好きで、出産の際、男の子だったらご当地の英雄にちなんで「政宗」と名付けたいと語っていた。ところが女の子が生まれてしまい、さんざん悩んだ挙げ句に伊達政宗の娘から取って「いろは」に決定した。ところが、「いろは姫」は漢字で書くと「五郎八姫」。友達はこれで押し通そうとしたのだけど、奥さんをはじめ家族の猛烈な反対に遭い、漢字は「彩葉」にしたのだそう。「五郎八」じゃあ、イジメの対象になっちゃう。彩葉ちゃんは危機一髪だったのだ。

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