桑田真澄投手の米移籍に進展、レッドソックスが「最高条件」用意。

2006/12/12 12:24 Written by コ○助

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今年9月に巨人退団の意向を表明して以来、その去就の行方に注目が集まる桑田真澄投手。国内からは獲得に名乗りを上げる球団は現れず、やや押し出されるカタチで渡米することを決意、現在はメジャー各球団に売り込みをしている段階なりよ。38歳の「新人」だけにメジャー契約を結ぶのは難しく、マイナー契約でも米国でプレーを、と希望している桑田投手なりが、ここで立ちはだかったのは就労ビザの問題だったなりね。

日本人選手が米国でプレーするには避けては通れない就労ビザなりが、メジャーリーグでプレーする場合にはすぐに発給されるものの、マイナーリーグでは各球団に割り当てられる就労ビザの枚数(30〜40枚)が決まっており、すでに規定の上限枚数が発給されていることが明らかになったなりよ。つまり、現時点で桑田投手が米国でプレーするためにはメジャー契約を掴む以外に方法がなく、次に就労ビザが発給されるタイミング、来年の4月以降まで身動きが取れない状態になってしまったわけなり。そのため、一部スポーツ紙では「米国行き難航か」と伝えられていたなりよ。

でも、そんな桑田投手を本気で獲得しようと、極秘裡に動いていた球団が現れたなり。それはレッドソックス。すでにFA権を行使した岡島秀樹投手を獲得し、ポスティングシステムで落札した松坂大輔投手と入団交渉中の同球団なりが、さらにもう一人、日本人投手の獲得に向けて動きを見せてきたなりね。

スポーツニッポンによると、先月の時点でレッドソックスは無記名の日本国籍者用就労ビザを申請。通常は特定の選手の名前ごとに就労ビザを申請するなりが、レッドソックスは無記名のまま申請することで、予め「日本人枠」を確保しておく準備を進めていたなりね。これまでレッドソックスのほかに、ドジャース、ジャイアンツ、パイレーツの合計4球団からオファーが届いているなりが、最大の障壁となっているビザ問題に解決の道を拓いたのはレッドソックスのみ。また、契約内容もメジャー昇格時に相応のボーナスを付与する好条件を提示しているというなりよ。

条件面で両者に大きな開きがあり、交渉難航が伝えられる松坂投手の獲得から「撤退」し、お手軽な桑田投手で手を打つのでは……と穿った見方も出てきているなりが、仮に松坂投手、岡島投手、桑田投手が揃い踏みとなれば、レッドソックスに対する日本からの注目がさらに高まるのは間違いなし。宿命のライバル、ヤンキースとの対戦も盛り上がりそうなりよ。

果たしてレッドソックスは桑田投手と契約を結ぶことになるのか。ほかの選手の動向ともども目が離せないなり。

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