松坂大輔投手、メジャー移籍前の国内最終登板は欽ちゃん球団戦に。

2006/11/17 18:39 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


20〜30億円と予想されていた落札価格を大幅に上回る60億円で入札した米大リーグのボストン・レッドソックスへの移籍が濃厚となっている西武の松坂大輔投手。年俸と合わせてレッドソックスが支払う費用は118億円ともいわれており、ほかにもナイキとのCM契約が10億円規模との報道や、ニューヨークの記者たちが15〜19勝するかもしれないと予想していることからも、日本を代表する投手としてかなり期待されていることが分かるのだ。松坂投手へのプレッシャーにならなければいいけど。

ボストンのマスコミはこぞってこの史上最高落札額投手を取り上げており、アナウンサーが「もうぼくはインターネットで松坂のジャージを買いました」と語ったり、「寿司以来、日本からの最高の輸入品となるか?」なんて報じているそうなのだ。また、ボストン・グローブ紙が松坂投手のニックネームを募集しているのだとか。

こうして米国から熱い期待をされている松坂投手、移籍前の日本での最終登板が決まったようなのだ。その対戦相手はなんと、社会人野球の「欽ちゃん球団」こと茨城ゴールデン・ゴールズ(GG)。松坂投手は萩本欽一監督とは面識はないものの、野球界を盛り上げたいという欽ちゃんの行動に以前から共感を抱いていたようで、10月に松坂投手のほうから打診したようなのだ。

そんな松坂投手の申し入れに欽ちゃんも快諾し、12月中に親善試合を行うことになった。欽ちゃんは「えっ? 本当に松坂さんがそう思ってくれてるのって、最初は信じられなかった。何だかうれしくなっちゃうねえ。メジャーに行く選手はちょっと寂しそうにアメリカに行く人が多いから、にぎやかに送り出してあげたいなあ」(日刊スポーツより)と、らしいコメントをしているのだ。

松坂投手が率いるのは、プロ・アマの同級生選手約70人が集まった「55年会」の有志。松坂投手が横浜高校時代の仲間たちと作った軟式草野球チーム「サムライ」の選手たちが中心となるようで、チームの選手たちはインボイスドームや西武第二球場で硬式球に慣れるための練習をしているそうなのだ。

茨城GGは野球による収入がゼロ(選手たちはアルバイトなどをして生計を立てている)ため、スポーツ報知では「60億右腕 VS 0円軍団」なんて報じているのだ。松坂投手の移籍前国内最終登板となる可能性が高いこの試合、たくさんの観客が詰めかけそうなのだ。試合会場は、茨城GGの本拠地である茨城県稲敷市の桜川運動公園野球場かな。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.