au、ワンセグとデジタルラジオに対応した「W44S」を12月発売へ。

2006/11/17 05:56 Written by コ○助

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ナンバーポータビリティのスタートに向けた各キャリアの新端末発表も10月で一段落。今年の「秋冬モデル」はauが12機種、ソフトバンクが13機種、NTTドコモが14機種と、どれを選べば良いのか悩んでしまうほどの充実したラインアップが揃ったなりよね。次の「春モデル」は例年通りなら来年の頭には発表されるなりが、それまでに発表されることが分かっているのはNTTドコモの「703i」シリーズくらい。現在はまだ「秋冬モデル」が実際に発売しきれていないキャリアもあるので、少し落ち着いた時期に差し掛かっているなりね。

でも、そんな静寂を切り裂くように、auが強力な端末を発表したなりよ。それがワンセグと、携帯電話としては初めてデジタルラジオに対応したソニー・エリクソン製の「W44S」。ネットには少し前から画像が流出していた端末なりが、「春モデル」よりもひと足、いや、ふた足ほど早く、そのベールを脱いだなりね。

それでは簡単に、「W44S」の特徴やスペックをまとめておくなり。

◎「W44S」(ソニー・エリクソン製)
・携帯電話初のデジタルラジオ対応端末。
・独自の機構「デュアルオープンスタイル」を採用。
・3インチの半透過型TFT液晶を搭載(「BRAVIA」の技術を応用)。
・オートフォーカス付き317万画素CMOSカメラを搭載(手ブレ補正機能付き)。
・ワンセグの受信に対応(端末内録画は可能)。
・電子コンパスを内蔵。
・3Dサラウンドスピーカーを搭載。
・「EZ FeliCa」に対応。
・「デコレーションメール」「EZニュースフラッシュ」などの新サービスに対応。
・外部メモリはメモリースティックDuo、メモリースティックPRO Duo。
・本体色はブラック、シルバー、オリーブ。

なんと言っても目を引くのは「デュアルオープンスタイル」。通常の折りたたみ端末と同様の「縦方向の開閉(=ケータイスタイル)」に加え、ニンテンドーDSのような「横方向の開閉(=モバイルシアタースタイル)」もできる、斬新な機構を初めて採用しているなりよ。大きな横画面でも、サッと取りだして見やすいよう工夫が凝らされているなりね。

また、デジタルラジオに対応しているのも注目すべき点。デジタルラジオは、これまでのアナログラジオ放送(AM・FM)にはない、映像、音声、データ放送を楽しめるサービスで、現在はNHK、J-WAVE、TOKYO FM、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、FMヨコハマ、BAYFMなどが放送を行っているなり(東京地区の場合)。アナログラジオ放送に比べると受信環境に左右されにくく、高音質な番組を安定して聞くことができるのが特徴。ラジオが好きな人には嬉しい端末になりそうなり。

着せ替えパネルを採用していないなど、これまでのソニー・エリクソン製の端末とは趣が異なるなりが、新サービスへの対応状況やカメラの性能といったスペックからするに、相当な気合いの入った端末と言えるなり。発売は12月上旬の予定。今年の「秋冬モデル」をスルーした人は、「W44S」もぜひ検討を。

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