天海祐希が連続ドラマ「演歌の女王」に主演、売れない演歌歌手に。

2006/11/14 23:04 Written by コ○助

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サディスティックな鬼教師役を好演し、世間の注目を一手に集めた「女王の教室」(日本テレビ系)。宝塚からテレビの世界に転身したあと、しばらくくすぶっていた天海祐希にとって、この作品が「離婚弁護士」(フジテレビ系)と並ぶ出世作となったと言っても過言ではないなりよね。「女王の教室」と、それに続けて出演したスペシャルドラマ「女の一代記 越路吹雪」の成功によって、「視聴率女優」とも呼ばれるようになった天海祐希は、今年4月からは月9ドラマ「トップキャスター」(フジテレビ系)に「歴代最年長の月9主演女優」として登板。内容の賛否は「否」のほうが多い印象なりが、それでも平均18.3%の視聴率を獲得するなど、「視聴率女優」の冠は、まだ生き続けているなりよ。

そんな天海祐希が、来年1月スタートの「冬ドラマ」として放送される日本テレビ系「演歌の女王」に主演することが決まったなり。スポーツ報知によると、「仕事か結婚かに悩む39歳の売れない演歌歌手が次々に起こる不運に立ち向かう姿」を描いた作品になるようで、感情をむき出しにしながら、暑苦しいほど熱い主人公を演じることになるなりね。劇中では、オリジナルの演歌「女のわかれ道」も披露するのだとか。

注目すべきは「演歌の女王」の制作陣。脚本には「女王の教室」で天海祐希とタッグを組んだ遊川和彦を起用。プロデューサーには同じく「女王の教室」を担当した大平太を起用し、「女王の教室」組が再結集する作品となるなりよ。ドラマのテイストはかなり異なるようなりが、実績のあるメンバーが集うとなれば、期待しないわけにはいかないなりよね。

「演歌の女王」の放送枠は「女王の教室」と同じ土曜の21時枠。現在放送中の「たったひとつの恋」は視聴率的にコケてしまったなりが、最近は高視聴率ドラマを連発している枠だけに、そのあたりも注目なりよね。少し心配なのは、この枠で高視聴率を取ったドラマは、概ね若い視聴者層をターゲットにした作品だということ。最近の作品では「喰いタン」(17.4%)しかり、「女王の教室」(16.9%)しかり、「ごくせん(第2期)」(27.8%)しかり。「演歌」という渋いテーマと、決して若い人に突出した人気があるわけではない天海祐希が主演というあたりに、不安材料がないわけではないなりよ。

果たして天海祐希は、「演歌の女王」でも高視聴率を獲得し、「視聴率女優」の冠を保持し続けることができるのか。注目しておきたいところなり。

☆現在までに判明している2007年「冬ドラマ!」
[記号の説明]◎…確定、○…ほぼ確定、△…噂アリ、×…ガセ
◎水曜22時「ハケンの品格」(主演:篠原涼子)日本テレビ系
◎木曜22時「拝啓、父上様」(主演:二宮和也)フジテレビ系
◎木曜22時「きらきら研修医」(主演:小西真奈美)TBS系
◎金曜22時「花より男子2」(主演:井上真央)TBS系
◎金曜23時「特命係長・只野仁」(主演:高橋克典)テレビ朝日系
◎土曜21時「演歌の女王」(主演:天海祐希)日本テレビ系
◎日曜21時「華麗なる一族」(主演:木村拓哉)TBS系

△月曜21時「東京タワー」フジテレビ系
△火曜21時「今週妻が浮気します」(主演:ユースケサンタマリア)フジテレビ系
△日時未定「タイトル未定」(主演:仲間由紀恵)テレビ朝日系
×土曜21時「喰いタン2」(主演:東山紀之)日本テレビ系

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