AV出身ながら、努力によってマルチタレントになった飯島愛。テレビで見ない日がないほど番組で引っ張りだこになっているのだ。2000年に出版した自伝的著書「プラトニック・セックス」がベストセラーになるなど、下世話な話だけど、収入のほうもかなりのものだろう（同書の印税に関しては、所属事務所に大半を取られてしまったという話もある）。

そんな飯島愛が横領被害に遭ったようで、そのことを自身のブログ「飯島愛のポルノ・ホスピタル」で激白しているのだ。横領したのは、個人事務所の経理だった男性。なんでも、外国人女性に貢ぐために使っていたのだそう。ブログでは「おまえ、アニータ事件とかわんね〜ぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「てめえの金で貢げバーカ!!!!」と、怒り心頭のようすなのだ。

「だって、更に.....　やめた。」と途中で矛を収めているのだけど、この男性の“罪状”はこれだけでないことをにおわせている。事件があったのは約2年前だそうで、なんでも、この男性は月に1度、事務所の入金と支払いの業務をしていただけで、その他の税務処理を一切していなかったのだとか。“脱税”分のお金を横領していたみたいなのだ。

飯島愛は、この男性をかなり強い口調で攻めながらも、「あのさ、よく、芸能人って横領されたり、ダマされたりしているじゃん!?　ワイドショーでみかける度、その人も馬鹿だなぁ...と、思っていたら、私もバカだった。」「もう、笑うしかないよ。アハハ....バカだね。」「気がつかない私も天才的に　イタい」と、だまされた自分に対して反省している。うーん、これはちょっと可哀相なのだ。

さて、気になる被害金額のほうは、ブログの冒頭で「1億あったら、どうする!?何に使う!?」とあって、とんでもない額だと思いきや、最後に「金かえせ。（一億は大げさです。）」としている。だけど、「想像を絶する金額」というから、かなりのものなのだろう。ZAKZAKでは数千万円にのぼるとしているのだ。

ブログでは「裁判して、勝ち取っても、そいつにお金がなければ返ってこないんだよ。私は、処罰なんかどうでもいい、刑務所入れてもしょうがない。一層、苦しくなるだけでしょ、　だって、お金を返して欲しいんだもん。」としているので、この男性に対して法的に訴えるつもりはないみたい。本当にご愁傷さまなのだ。