MTV EMA 06開催、司会のジャスティン・ティンバーレイクが2部門制覇。

2006/11/05 16:21 Written by コジマ

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MTVが贈る欧州最大の音楽賞、ヨーロッパ・ミュージック・アワード(EMA)の授賞式が、デンマーク・コペンハーゲンのベラ・センターで開催されたのだ。今年で13回目を迎えた同賞、司会を務めたジャスティン・ティンバーレイクが、最優秀ポップ賞と最優秀男性賞を受賞したほかショーにも出演するなど、ジャスティンのためのアワードのようになったのだ。

ジャスティン以外には、ナールズ・バークレイがフューチャー・サウンド賞と最優秀楽曲賞(「クレイジー」)を受賞。今年のMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)でも2部門を受賞し、Qアワードでも最優秀トラック賞を受賞しているのだけど、ダウンロード販売だけでUKシングル・チャートで1位を獲得したり、そのチャートでジェイムス・ブラントの「ユー・アー・ビューティフル」の記録(6週連続1位)を抜いて8週連続1位を獲得し、21世紀最大のヒットを飛ばしているだけに、この2部門の受賞は納得なのだ。

また、最優秀グループ賞はデペッシュ・モードが、最優秀アルバム賞はレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(『ステイディアム・アーケイディアム』)が、最優秀ヒップ・ホップ賞はカニエ・ウェストが、最優秀女性賞はクリスティーナ・アギレラが、それぞれ受賞している。同賞の特徴として各国・地域別のカテゴリーがあるのだけど、アークティック・モンキーズやコリーヌ・ベイリー・レイ、ザ・クークス、リリー・アレン、ミューズがノミネートされた最優秀UK/アイルランド・アクト部門の受賞者は、公式サイトによると発表されていないようなのだ。

最優秀ビデオ賞は、“セレブ批判”で話題になったピンクの「ストゥーピッド・ガールズ」や「クレイジー」などを抑えて、欧州のクラブシーンでロングヒットを続けているジャスティスVSシミアンの「ウィー・アー・ユア・フレンズ」が獲得。このPVはYouTubeで視聴できるのだけど、欧州らしい映像がかっちょいいのだ。

授賞式では名物のショーも開催されており、ジャスティン・ティンバーレイクや、最優秀オルタナティブ賞を受賞したミューズ、最優秀R&B賞に選ばれたリアーナ、最優秀ロック賞のザ・キラーズ、最優秀グループ賞と最優秀ロック賞を逃したキーン、最優秀女性賞を逃したネリー・ファータドが出演。英コメディアンのリー・フランシスも、3部門にノミネートされながらもすべて逃してしまったマドンナをグロテスクにフィーチャーしたパフォーマンスを披露したのだ。

また、賞のプレゼンターには、ジュリエット・ルイスが自身のバンド、ザ・リックスを率いて登場。ダニエル・クレイグやモビー、エイドリアン・ブロディ、ジェットらも出演していたのだ。うーん、豪華。

MTV VMAと違って、こちらは授賞式のもようはネット配信されていないようだけど、MTV JAPANで11月25日の午後10時〜翌日午前0時30分に放送されるのだ。レッド・カーペット(プレ・イベント)の模様から、授賞式、ショーと余すところなく届けるそうなので、興味のある人はぜひ。

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