本場フランスの流行が日本に飛び火、遊び心たっぷりのエクレアが続々。

2006/11/05 12:13 Written by コ○助

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細長いシュー生地の中にチョコレートクリームやカスタードクリームを閉じこめ、上からさらにチョコレートをグラサージュした(=かけた)エクレア。ほかの一般的なケーキとは異なるその姿は、幼いコ○助の瞳には魅惑的なスイーツに映ったものなりよ。そのため、同じシュー生地のスイーツでも、シュークリームよりエクレアを好む子どもだったなりね。その影響からか、今でも少し変わったエクレアを見つけると飛びついてしまうなりよ(笑)。

そんなエクレアなりが、本場のフランスでは大きな進化を遂げ、鮮やかな彩りかつ、さまざまな素材を使ったスタイルが流行中のようなり。きっかけは2002年に高級食料品店「フォション」がオレンジ色のエクレア(オレンジ味)を販売したこと。「フォション」はそれ以降も年に3回のペースでさまざまな色合いのエクレアを投入し、昨年の大みそか向けには金色や銀色のエクレアまで登場するなど、パッと見「茶系」が定番だったイメージを完全に覆してきたなりね。この「フォション」に刺激を受けたフランスのスイーツ界が相次いでエクレアに「遊び心」を注入。昔に比べると、ずいぶんと色、味ともに様変わりしてきたというわけなり。

ちなみに、Narinari.comでも何度かご紹介したことがあるなりが、フランスから日本に「逆進出」を果たした「サダハル・アオキ」にもカラフルなエクレアがあるなり。中でも「エクレール・オ・抹茶」はフランスで人気を博したそうで、本場でも「サダハル・アオキ」の看板メニューのひとつになっているようなりよ。

さて、話を「フォション」に戻すなりが、日本でも日本橋タカシマヤ(東京・日本橋)とジェイアール名古屋高島屋(愛知・名古屋)の2店舗でのみエクレアを扱っており、従来のエクレアの枠に捕らわれない、新しいイメージのエクレアを販売しているなりね。

実際に「フォション」に足を運んでみたなりが、現在店頭で販売していたのは「ダージリン」「ノワゼット(ヘーゼルナッツ)」「パッション」「マロン」の4種類。それぞれのグラサージュに合わせたクリームが実に美味で、昔ながらのエクレアと同じなのは姿形だけ、全くの別のスイーツに進化しているのがよく分かるなりよ。中でも強いインパクトの「パッション」は、酸味の効いたクリーム自体もかなり鮮烈。コ○助はすっかり気に入ってしまったなり。

「フォション」のほかにも、東京や大阪のパティスリーを中心に、独創的な素材やカラーを取り入れたエクレアが続々登場している様子。皆さんも、もし目を引くエクレアを見つけたら、試してみてはいかがなりか? きっと今まで食べたことのあるエクレアとは、全く異なる世界がそこに広がっているはずなりよ。

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