英国人も月曜日は憂鬱、58%が「日曜日の夜に眠れない」。

2006/11/02 23:58 Written by コジマ

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日本では明日から3連休を迎えるのだけど、休みが長ければ長いほど明けた出勤日は憂鬱なもの。祭日に当てられる日が増えたので、以前ほど目の敵にされなくなった月曜日だけど、やはり憂鬱な曜日には変わりないのだ。

これは英国でも同じようで、英ケーブルテレビ局FXが行った調査によると、対象となった1000人のうち80%が月曜日を憂鬱だと答えたそうなのだ。この憂鬱さから、睡眠不足やストレスを招き、結果的に寝坊(25%)や病欠(36%)する人が少なくなく、二日酔いのまま出社している人も30%を超えていたのだ。

また、同僚との口論が増える(17%)、会議を忘れる(8%)、暴力的になる(10%)だけでなく、辞職を考える(15%)人もいるというから驚き。日曜日の夜に眠れなくなる人は58%と、半数以上の人がかなりのストレスを抱いていることが分かるのだ。

こうした観念的ストレスは実害も及ぼしており、週のなかで最も仕事の生産性が上がらない曜日であるだけでなく、心臓発作で死亡する人が最も多い曜日(他の曜日とくらべて約20%増)ということも報告されているのだ。

FXは、月曜日の夜にちょっとした楽しみを持つことをアドバイスしているようだけど、1週間の労働のことを考えると労働だけでなく遊ぶ意欲もわいてこない。日本で祭日を月曜日に移動したのは、こうしたことを配慮したからなのかな。たしかに、火曜が仕事始めだと、気分的にちょっと楽なのだ。

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