ソニー、QWERTYキーボード搭載の携帯デバイス「mylo」を国内発売。

2006/10/18 13:53 Written by コ○助

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今年8月、ソニーが北米市場向けに発売し、そのポップでキュートなデザインが話題を呼んだ携帯デバイス「mylo」。日本で大ヒットを記録したウィルコムの「W-ZERO3」のようなスライド式のQWERTYキーボードを搭載、無線LAN経由でネットやインスタントメッセンジャーを利用できるほか、音楽や動画も楽しめるという製品だったなりよ。携帯電話やPHSなどの通信機能を内蔵せず、無線LAN「しか」使うことができない仕様から考えて、日本での発売の可能性は低いと見られていたなりが、国内でも12月中旬から発売することが正式に発表されたなりね。

「mylo」がどのような製品なのか、以前もNarinari.comで紹介したことがあったなりが、簡単にスペックや特徴を振り返っておくなり。

◎「mylo」(ソニー製)
・「mylo」は「my life online」の意味。
・2.4インチのバックライト付きTFT液晶(QVGA)を搭載。
・スライド式のQWERTYキーボードを搭載。
・「Google Talk」「Skype」の2種のインスタントメッセンジャーに対応。(北米版は「Yahoo! Messenger」にも対応)
・フルブラウザ「Opera」を搭載(Flash/JAVAには未対応)。
・MP3、ATRAC、WMAの音楽再生機能を搭載。
・MPEG-4の動画再生機能を搭載。
・JPEG、PNG、BMP対応のフォトビューワを搭載。
・マイク&ヘッドホン端子を搭載。
・1GBのフラッシュメモリを内蔵。
・外部メモリはメモリースティックDuo。
・本体色はブラック(北米版はホワイトも)。
・価格は45,000円(出荷は2007年2月上旬)。

北米版と若干の仕様変更はあるだけで、基本的には全く同じ製品。無線LAN「しか」利用できないこと、そして少し割高感のある45,000円という価格を消費者がどう判断するかがポイントになりそうなりよ。また、搭載される「Opera」がFlashやJavaに対応していない、「MSNメッセンジャー」などに比べるとユーザーが少ない「Google Talk」「Skype」しかインスタントメッセンジャーを搭載していない、メールソフトを搭載していないなど、WEB関連の機能はやや弱め。そのあたりに過度な期待をせず、「ネットもできるメディアプレーヤー」として音楽や動画を楽しむことを第一に考えられれば、活躍の場は十分にありそうなりね。

ウィルコムの「W-SIMに対応して欲しい」とか、「汎用性の高いOSを使って機能拡張ができるようにして欲しい」とか、欲を言い出したらキリがないなりが、まずはこういった新しいタイプの製品が世に出ることを歓迎したいところ。「my life online」という大きな意味を名前に込めた製品だけに、これだけで終わらずに、今後も機能を拡張しながら第2弾、第3弾へと繋げていって欲しいものなり。

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