世界初の1000万画素カメラ内蔵ケータイ、サムスンが韓国で発売。

2006/10/11 21:25 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


最初は10数万画素レベルからスタートした携帯電話の内蔵カメラも、いまや100万画素、200万画素は当たり前。300万画素台のものも珍しくなくなったなりが、最近は単純に画素数を上げるよりも、撮影後の補正技術の向上によって画質を良くする方向性にシフトしているなりよね。でも、そんな日本の携帯電話とは異なり、飽くなき高画素化の道をたどっているのが韓国の携帯電話。ついに1013万画素という、10メガピクセルの携帯電話が発売されるなりよ。

この携帯電話は、サムスン電子の「SCH-B600」。今年の春、ドイツのハノーバーで開催された「CeBIT 2006」に出展され、その度肝を抜く画素数に誰もが驚かされた端末なりよ。ほかの機能も充実しており、まさにハイスペック端末といった趣なりが、どのような端末なのか簡単にその概要や特徴をまとめておくなりね。

◎「SCH-B600」(サムスン電子)
・世界初の10メガピクセルケータイ(1013万画素)。
・光学3倍ズームを搭載。
・暗い場所でも鮮明な写真が撮れる「LEDオートフォーカス機能」を搭載。
・160万色表示に対応した2.2インチTFT液晶を搭載。
・WordやExcelなどのオフィス文書が閲覧できる「Document Viewer」を搭載。
・衛星DMB(モバイル用地上波デジタル放送)によるテレビ機能を搭載。
・TV出力端子を搭載。
・MP3ファイルに対応した音楽再生機能を搭載。
・通信方式はCDMA 2000 1X EVDO。
・外部メモリはMMC micro。
・Bluetoothに対応。
・価格は90万ウォン(約900ドル=10万7000円)前後。

カメラ機能は単に画素数が高いだけではなく、光学3倍ズームや「LEDオートフォーカス機能」など、完全にデジカメに引けをとらないスペック。外部メモリのMMC microが512MBまでしか市場に出回っていないため、10メガピクセルのカメラをフル活用できるかどうかは微妙なところなりが、それ以外はテレビ機能あり、音楽再生機能あり、Bluetoothありと、申し分のない端末に仕上がっているなりね。あとはこの価格をどう判断するか、なりか。

日本で発売される可能性は低いなりが、世界にはこんな進化を遂げている端末もあるということで。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.