パソコンの入力デバイスとしては、キーボードと共に欠かすことができない存在のマウス。それだけに、100人いれば100通りのこだわりが存在するといっても過言ではないなりよね。デスクトップパソコンでの仕事が中心のコ○助もマウスにはこだわりを持っているほうで、購入する際にはかなり下調べをした上で、実際に小売店に出向いて購入するタイプ。毎日使うものだからこそ、納得がいくものを使いたいなりよ。価格の高い、安いはあまり気にせず、自分にとって使い勝手の良いものが見つかるまで徹底的に探すなりね。

そんなコ○助なので、モバイルパソコンを使うときにもタッチパッドではなく、ちゃんとマウスを使いたいなりよ。決してタッチパッドが苦手というわけではないなりが、マウスの操作感は長年の「慣れ」もあるので、ほかのどの入力デバイスよりも快適。もちろん、電車の中や立ちながらの作業など、マウスを使うことが物理的に難しい環境ならば諦めるなりが、そうでないときにはモバイル環境でもマウスを使うようにしているなりね。

ちなみに、コ○助がモバイル環境用で使っているのは、以前スタパ斉藤氏が「俺的決定版モバイルマウス」として紹介していたロジクールの「V400 Laser Cordless Mouse for Notebooks」。これはUSBレシーバ部が本体に収納できる無線式マウスで、レシーバの抜き挿しがマウスの電源オンオフと連動するなど、モバイル環境で使うのに優れた構造を採用しているなりよ。加えて、操作感、クリック感も良好だったため、迷わず購入を決意。いまではすっかりモバイルパソコンのお供に欠かすことができなくなっているなり。

ただ、「V400」にそれほど不満があるわけではないなりが、ひとつだけちょっとした不満があるなりよ。それは少しデカいこと。モバイル環境で使うものだからこそ、もう少し小さければ文句の付けようがなかったのに……と常に考えてしまうなりね。使い勝手と大きさ。この双方を併せ持った、自分にピッタリのモバイル環境で使うマウスに、なかなかありつけないでいるなりよ。

でも、パッと見た瞬間に心がときめいてしまったマウスのレビューがインプレスに載っていたなりね。それは、ノートパソコンのPCカードスロットに収納することができるマウス「Mogo Mouse Bluetooth」。その名の通り、Bluetoothに対応した無線式のマウスなりが、PCカードスロットに収納すると同時に充電もできてしまうという、まさにスグレモノなりよ。その使い勝手はいかがなものなのか、少しレビューを覗いておくことにするなり。

「本体はType2 PCカードサイズ。おなじみの赤いLEDを用いた500dpiの光学式マウスだ。手元にハカリがないので実測できないが、マニュアルによると重さは41gとなっている」
「マウスとしてはシンプルな2ボタンマウスなので、使い勝手として特にどうこう述べることはあまりない。スタイルは若干特殊だが、使ってみると意外と気にならない」
「残念なのは、今のところこのMoGo Mouseを日本国内で利用できないことだ。マウス本体、マニュアル、どこを探してもJATEの技適マークがない。米国出張専用オプションとなりそうである」

ということで、恐ろしくコンパクトかつ、少し特殊な形状なのに、使い勝手は普通のマウスとそれほど差があるわけではないようなりよ。非常に残念なのは、Bluetoothがあまり普及していない日本では販売の予定もなく、JATEの技適マークがないために使用すらできないこと。どうにかして手に入れたとしても、使えないのでは仕方ないなりね……。

まだほかの類似製品を見たことがないなりが、日本のメーカーにも、こうした革新的な製品を開発して欲しいものなり。