子供に「ごほうび」として大麻与える、米の母親。

2006/09/15 13:31 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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先日の「メリケンな日常」にも書いたのですが、長女の学校の新しい担任の先生が、これまた宿題をガンガン出す人でして。しかも期限が「明日まで」とかだったりするので、突然の課題に夕食後は宿題タイム決定なんてこともしばしば。親子でそれこそ「てんやわんや」でございます。

しかも長女ってのがいつでも「夢見がち」な性格。学校でもいつもぼーっとしているらしいです。いろいろ想像しているらしいのですが、宿題中もそんな感じなので進みゃしない、終わりゃしない……。そんな彼女をどうしたいいのか、いつも頭が痛いダンナとワタクシなのです。まぁ、そんな時はとにかくごほうびを鼻の先にぶら下げて、彼女のやる気をおこさせたりしております。

さて「ごほうびで釣る」という手は、世間一般でもきっと多く使われているテクだと思います。しかし先日、ペンシルバニア州のゲティスバーグで30歳の母親が13歳の息子にあげた「ご褒美」はちょっといき過ぎだったようです。なんと彼女は子供に「大麻」を与えていたというのですからっ。

この母親は、なんでも息子が11歳のころから一緒に大麻を吸引するようになったということで、子供の友人にも麻薬を与えていたとか。未成年者に対するネグレクト、麻薬吸引のための器具所有などの罪で逮捕され、裁判でその衝撃の事実を認めたそうです。しかし普通なら親は子供が麻薬に手を出さないように、厳しくしつけるのが義務でしょうに、それと正反対のことを勧めるとは、なんてこった。

母親は裁判で有罪を認め、今後11月の終わりにも判決が言い渡されるそうです。母親はこの際どうでもいいけれど、とにかく彼女の息子がまっとうな道に戻れるように祈りたいと思います。とほほ。

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