ビールが「うまい」に変わるのは平均23歳、場面は「打ち上げ」が最多。

2006/08/09 12:05 Written by コジマ

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台風の影響で少し気温が下がっているようだけど、まだまだ暑い日は続く。こんな季節に飲むビールは格別なのだ。しかし、誰もが苦いと感じていたビール、いつから美味しいと実感するようになったのだろうか。アサヒビールの調査によると、ビールを「うまい」と感じるようになった年齢は平均で23歳ということが明らかになったのだ。またその場面は、仕事などの「打ち上げ」が最多だった。

調査は、6月19日〜7月10日の期間、全国の成人男女を対象にアサヒビールの公式サイトで行われた。回答数は1万3597(男性7911、女性5986)で、平均年齢は42.7歳(20〜85歳)だった。

調査ではビールが「にがい」から「うまい」に変わった瞬間を「ビールX-DAY」とし、この「X-DAY」を体験した年齢は、平均で23.7歳、75.5%(男性72.2%、女性79.8%)が20歳代に集中していたのだそう。23歳といえば、大卒者で社会人になる年齢。会社に入ってビールの味を覚えた人が多いのかな。

「X-DAY」を覚えている人は77.7%にものぼり、そのうち「ハッキリ覚えている」と回答した人が37.1%。「ハッキリと覚えている」のは男性で37%、女性で42%というから、女性のほうがこの体験の感動を記憶している人が多いみたい。年代別では男性は60歳代以上が多く、女性では20〜30歳代が43%以上だった。

また、「ビールX-DAY」を体感したタイミングは、仕事などの「打ち上げ」が11.1%で最も多く、それに「運動の後に」、「だんだん年を経るに従い」が続いた。女性では「仕事帰りに」「飲み会で」なども多かったという。状況では「暑い日(夏)」や「風呂上がり」、「ビアホール」が多く、一緒にいた人は「友人・仲間」が8.3%でトップだった。

こうしたことを勘案すると、「社会人1年目」の「夏」、「友達や仕事仲間」と「打ち上げ」で「ビアホール」に飲みに行くと、ビールを美味しく感じられるようになるのかな。調査では、96.8%の人が現在ビールを美味しいと感じているというから、この飲み物が日本人でもどれだけ愛されているか分かるのだ。ビールが美味しい季節、バーベキューや音楽フェスティバル、野球観戦など屋外でゴクゴク飲みたいなあ。

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