全高150センチのガンダム発売へ、機動音や発光ギミックも。

2006/08/03 22:51 Written by コジマ

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子供の頃にぼくが大好きだったアニメの1つが「機動戦士ガンダム」。特に“ガンプラ”と呼んでいたプラモデルは、小学校に上がる前から友達同士の誕生日プレゼントとして贈り合っていたのだ。「○○くんってホワイトベース持ってたっけ?」なんて事前に確認したりして。あれから二十余年、ガンプラの特大バージョンが発売されることになったのだ。全高約150センチで重量35キロ、機動音など15種類の効果音や頭部の発光ギミックなども内蔵されているとのこと。

「機動戦士ガンダム」が放送されていたのは、ぼくが3〜4歳の頃。正確にいいうとガンダム世代ではないのだ。でも、4歳上の従兄の影響で再放送などを見るようになり、その従兄に連れて行ってもらった劇場版は、今でも記憶に残っている。その後、ガンプラはぼくが小学生になっても流行っていた。近所の模型屋に通ったり、友達と色を塗ったりしたなあ。その頃によく買っていたのが144分の1スケールのもの。ガンダムの全高はどうやら18メートルのようなので、たった12.5センチの小さなものだったのだ。

今回発売される「HYPER HYBRID MODEL 1/12 RX-78-2 GUNDAM」は全高1.5メートルというから、ぼくが中学1年生の頃の身長とほぼ同じ。うーん、デカイのだ。上記のギミックが内蔵されているほか14カ所の関節が自由に動くそうで、いろんなポーズを取ることができるようなのだ。そのほか、ビームライフルやビームサーベルも付属し、組み立て用の工具も付いているそうだけど、値段は35万円とかなり厳しいものとなっている。パーツは全部で260あり、組み立ての所用時間は標準で4時間とのこと。

ぼくは知らなかったのだけれど、このシリーズで2001年にいわゆる“シャア専用ザク”が発売済みなのだとか。こちらも全高1.5メートルだけど、関節は今回のモデルのよりは柔らかくないようなのだ。その代わり、値段は20万7900円とお求めやすく(?)なっている。このザクを発売したところ、バンダイに「ガンダムはいつ発売するのか」という問い合わせが殺到したため、開発を決定。ザクより成形が難しいそうで、予定よりもかなり時間がかかったようなのだ。

「HYPER HYBRID MODEL 1/12 RX-78-2 GUNDAM」は、19〜20日に千葉・幕張メッセで開かれる「C3×HOBBY キャラホビ2006」で展示するそうなので、発売日の12月16日まで待てない人や購入前に実物を見たい人はぜひ。もっと大きなものを見たい人は、千葉県松戸市にある「バンダイミュージアム」で等身大のガンダムをどうぞ。岡山県には、全高7メートルのZガンダムを作った人もいるのだ。

小学生の頃、誕生日になると、ジオラマになってるものや「メカニックガンダム」という半身が機械むきだしになったモデルを買ってもらったりしたのだけれど、ぼくはどうもこれが好きじゃない。ぼくのガンプラの遊び方は、作ってから数日間眺めたあと、2体のモビルスーツを戦わせる。効果音を口ずさみながら激しくぶつけて合い、最終的にはバキバキに壊してそのままゴミ箱に直行ということをしていたのだ(笑)。しかし、こんなに大きくちゃ戦わせられない。2体買ったら70万円もするし。

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