畑に現れた「結婚してくれるかい?」の特大メッセージ、その成果は?

2006/07/21 11:38 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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プロポーズ。結婚を前提として付き合っている恋人同士なら、する方もされる方も夢見る瞬間じゃないでしょうか。ウォール真木もダンナと婚約する前は、一体どんなロマンチックなプロポーズをしてくれるのか……とワクワクしていたものです。「バラの花束」、「ダイヤの婚約指輪」、「ひざまずく」という定番アイテムで求婚してくるのか。それともあっと驚くアイデア・プロポーズで迫ってくるのか。当時まだ22歳の夢見がちなウォール真木は、そりゃあ色々想像をめぐらせていたのですよ。今思うと恥ずかしいぐらいに、えぇえぇ(ためいき)。

でも実際のプロポーズは、いかにもダンナらしい「淡白」なモノでした……。本当に日常会話の中に「じゃ、結婚するか」てな感じで、婚約指輪もナシ。こらぁ(怒)!お陰で、あの頃の「夢見る乙女の心」はいまだに満たされないまま、気が付けば30代も後半になったワタクシ。ううう……(涙)。

そんなウォール真木とは正反対に、ウィスコンシン州のステーシー・マーティンさん(22歳)は、ボーイフレンドから本当に粋なプロポーズをされた女性です。彼女と晴れて婚約したのは米農務省に勤務するブライアン・リケルさん。上司が所有する巨大なとうもろこし畑いっぱいに、なんと3,600平方メートルもの「求婚メッセージ」を作成し、それを飛行機に乗ったマーティンさんに上空から見せて結婚の同意を求めたのだそう。

この巨大プロポーズ文字、計画と作成にかけた時間はなんと1年間!準備には地理情報システムのソフトウェアやGPSといったハイテクを駆使したリケルさんですが、実際に文字を書く作業では肉体労働あるのみだったとかで、40時間もひたすら頑張ったのです。

この熱意にマーティンさんも感動し、求婚を受け入れ、2人は今幸せの最中。どうかその情熱を忘れずにいつまでもお幸せに。ウォール真木はこれからこのハッピーなニュースをダンナに読ませて、ロマンの大切さを説くことにします。ほーっほっほっほ。

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