この夏行きたい温泉地の1位に「湯布院」、満足度トップは「草津」。

2006/07/20 23:51 Written by コジマ

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夏といえば海や山を思い浮かべるけど、暑い季節でも温泉の人気は衰えるないようなのだ。山のなかに入りやすいので、秘湯を探すのには最適な季節とも言える。温泉宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」を運営するゆこゆこが「この夏行きたい温泉地」の調査を実施し、1位に大分県の湯布院温泉が選ばれたのだ。また、満足度ランキングでは群馬県の草津温泉が1位になっている。

調査は、6月12〜16日、ゆこゆこネットの「温泉情報メールマガジン」に登録する全国16万人の会員を対象に、インターネットを介して行われた。有効回答数は3741(男性2144、女性1597)。

湯布院温泉は、2位の黒川温泉(熊本県)にほぼ倍の差をつけて1位に選ばれた。男女別、年代別でも1位という圧倒的な人気なのだ。3位は北海道の登別温泉で、ベスト30位以内に北海道の温泉が5カ所も選ばれている。この傾向について、ゆこゆこは「湯布院、黒川温泉共に、地域性を活かした自然と調和した街づくりを実現した温泉地であり、観光を面(エリア)トータルで捉えた取り組みが、人気の要因である」「夏の北海道旅行自体の人気も伺わせた」としている。

この夏行きたい温泉地ランキング ベスト10
1位 湯布院温泉(大分県)
2位 黒川温泉(熊本県)
3位 登別温泉(北海道)
4位 草津温泉(群馬県)
5位 乳頭温泉(秋田県)
6位 箱根湯本温泉(神奈川県)
7位 南紀白浜温泉(和歌山県)
8位 四万温泉(群馬県)
9位 白骨温泉(長野県)
9位 和倉温泉(石川県)

年齢別の特徴として、50歳代以上には乳頭温泉、白骨温泉、銀山温泉(山形県)といった秘湯が人気で、若年層では南紀白浜温泉(和歌山県)や箱根湯本温泉などが支持されていたのだ。箱根湯本温泉は女性にも人気で、ゆこゆこは交通の便とオシャレさが感じられる点が人気と分析している。

また、同調査では満足度ランキングも行っており、1位の草津温泉のほか、2位登別温泉、3位湯布院温泉、5位黒川温泉など、「行きたい」ランキングとほぼ同じ顔ぶれだった。しかし、「行きたい」で23位とふるわなかった城崎温泉(兵庫県)が4位と奮闘、「行きたい」ではランク外だった熱海温泉(静岡県)も13位に入っているのだ。

ぼくがお気に入りの温泉は、やはり草津温泉。あの「ザ・温泉」という雰囲気は、行った感がたっぷりと味わえるのだ。ドラマ「北の国から」で宮沢りえが入っていた吹上露天の湯(北海道)も、大自然との一体感が味わえてよかったなあ。逆に行ってみたいのは法師温泉(群馬県)と乳頭温泉。特に法師温泉の「長寿館」は、ホームページを見るたびに「はあ、行きてえなあ……」とため息をついてしまうのだ。夏の温泉、それもまた乙で良いかもしれない。

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