ディープインパクトが「世界競馬ランキング」の1位に。

2006/07/20 20:02 Written by コ○助

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ハイセイコーやオグリキャップなど、これまで国民的な人気を誇った競走馬は何頭もいるなりが、現在の日本が誇る国民的な競走馬と言えば、何と言ってもディープインパクト。11戦10勝、2着1回、うちG1は5勝(皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念)と、もはや向かうところ敵なしの状態が続いているなりよね。次走はフランスで開催される世界最高峰のレース「凱旋門賞」(10月1日、ロンシャン競馬場)に狙いを定め、初の海外遠征にして世界のトップに立とうと、その野望はさらなる広がりを見せているなりよ。

「無敗の3冠馬」「天を翔る馬」「史上最強馬」などなど、ディープインパクトにはすでにいろいろな呼び名や称号が付けられているなりが、ここにまた、「世界最強馬」の称号が加わることになりそうなりよ。20日に発表された、国際競馬統括機関連盟(IFHA)による「トップ50ワールドリーディングホース(Top 50 World Leading Horses)」で、ディープインパクトが1位となったなりね。また新たな勲章が加わることになったなり。

ちなみに、国際競馬統括機関連盟という組織はよほどの競馬ファンでなければ、あまり耳にしたことがない組織なりが、これは1961年に米国・イギリス・フランス・アイルランドの4か国によって創設された委員会が前身。1993年に国際競馬統括機関連盟が正式に発足し、現在は世界各国の競馬統括機関の事務局長クラスが集い、さまざまな交流が図られている組織なりよ。米国やフランス、イギリスなどの競馬先進国を含め、加盟国・地域は54にも上るなりね。

それでは簡単に、発表されたランキングを見ておくことにするなり。

1位 Deep Impact (JPN)(芝)
1位 Hurricane Run (IRE)(芝)
1位 Shirocco (GER)(芝)
4位 Barbaro (USA)(ダート)
4位 Dylan Thomas (IRE)(芝)
4位 George Washington (IRE)(芝)
7位 David Junior (USA)(芝)
7位 Electrocutionist (USA)(ダート)
7位 Heart's Cry (JPN)(芝)
10位 Bernardini (USA) (ダート)
10位 Lava Man (USA)(芝)
10位 Lava Man (USA)(ダート)
10位 Sir Percy (GB) (芝)
…参考…
28位 Kane Hekili(JPN)(ダート)
28位 Meisho Samson (JPN)(芝)
42位 Cosmo Bulk (JPN)(芝)
42位 Lincoln (JPN)(芝)

ディープインパクトのほかにも、7位にはハーツクライ(有馬記念、ドバイシーマクラシック)、28位にはカネヒキリ(ジャパンカップダート、フェブラリーステークス)とメイショウサムソン(皐月賞、日本ダービー)、42位にはコスモバルク(皐月賞2着、ジャパンカップ2着)とリンカーン(天皇賞・春2着)がそれぞれランクインしているなりよ。日本の競馬のレベルが世界に肩を並べてきているのが、確実に見てとれるなりね。

ランキングの評価通りの「世界的な走り」を「凱旋門賞」でも見せることができるかどうか。ますます目が離せないなりね。


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