U3準拠のUSBメモリ「サンディスク クルーザー マイクロ」レビュー。

2006/07/07 17:48 Written by コ○助

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最近はすっかり価格が安くなってきたこともあり、持ち歩く人をよく見かけるようになったUSBメモリ。コ○助の周囲の、それほどパソコンに詳しくない人たちでも普通に持っているのを目にするので、「ずいぶんと普及してきたなぁ」としみじみと感心してしまうなりよ(笑)。パソコン雑誌でも「USBメモリ活用術」といった特集が組まれることも多く、とかく持て余しがちな大容量を誰でも簡単に使いこなせる時代になってきたなりよね。

そうは言っても、自宅のパソコン環境をUSBメモリ上にできるだけ再現して……という作業は結構やっかいなもの。雑誌の特集などの説明を読んでも、「何でパソコンにインストールできて、USBメモリにインストールできないソフトがあるんだ?」という、根本的な部分をなかなか理解できないユーザーは少なくないなりよ。コ○助も遠い昔、まだパソコン初心者だった頃にはそういった疑問に四苦八苦した経験を持つなりが、もともとパソコンに関心が高かったために、その都度勉強して疑問を解決することができたなりね。でも、パソコン好きならともかく、多くの人は「買ったらすぐ、便利に使いたい」と思うもの。興味がないことを勉強するのは、楽しくないなりからね(笑)。

そんなユーザーに便利なのが、最近チラホラと名前を聞くようになってきた「U3プラットフォーム」に準拠したUSBメモリ。「U3プラットフォーム」は米Sandisk社と米M-Systems社が共同で設立したU3社が提唱する新しいプラットフォームで、昨年発表されたばかりのものなりね。通常のUSBメモリの機能に加え、専用のアプリケーションと、専用のアプリケーションランチャーを搭載しており、アプリケーションやその各設定などの個人データをパソコンに残すことなく、個人の作業環境を利用できるスグレモノなりよ。対応アプリケーションはU3のサイトで配布、もしくは販売されているので、拡張することもできるなりね。

日本ではプラットフォーム提唱者のサンディスクをはじめ、エレコムやアイ・オー・データ機器が採用を発表、今後は東芝などからも対応製品が登場するようなりが、国内初のU3準拠のUSBメモリとして6月に発売された「サンディスク クルーザー マイクロ」のレビューがインプレスに掲載されているなり。実際の使い勝手はどうなのか、気になっている人も多いと思うので、少し見ておくことにするなりね。

「U3対応アプリケーションとして、経路検索ソフト『乗換案内 U3 Edition』、IP電話ソフト『Skype』、パスワード管理ソフト『SignUp Shield』、アンチウイルスソフト『Avast!』、Outlookなどのデータを同期する『CruzerSync』がプリインストールされている」
「PCと接続すると、自動的にドライバと『U3 LaunchPad』がインストールされ、LaunchPadがタスクトレイに常駐する」
「1週間ほどクルーザー マイクロを試してみた感想としては、とにかくU3アプリケーションが便利で、これまでUSBメモリを一度もまともに利用したことがない筆者でも、『これならUSBメモリを持ち歩いて、いろんなところで積極的に活用してみたい』と思えるほどだ」

というわけで、かなり使い勝手は良い様子。レビューには各アプリケーションの使い勝手も紹介されているなりが、いずれも良好なようなりよ。「乗換案内」が常に持ち歩けるのはちょっと便利かも。

会社や学校、ネットカフェなど、自宅とは別の場所でパソコンを使うシーンは増える一方。こうしたUSBメモリを上手く活用しながら、快適なパソコンライフを過ごしたいなりね。

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