用途広がるメモリカード、SDカード系がシェア7割に迫る。

2006/07/05 20:43 Written by コ○助

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かつてはデジタルカメラが主用途だったメモリカードも、最近は携帯電話や携帯オーディオプレーヤー、HDDプレーヤー、ビデオカメラなどにも用途が拡大。デジタル機器と同時に購入する人が増えているなりよね。以前は容量のわりに価格が高い印象の強かったメモリカードなりが、最近は大容量化と価格の下落が進んでいることも、「ついでに買っておこうかな」という気軽な購入を後押ししている要因といえるなりよ。

コ○助がはっきりと記憶している、初めて購入したメモリカードはスマートメディア。出始めの頃のMP3プレーヤーやデジカメで採用する製品が多かったために、一時は用途に合わせて何枚も所有していたなりね。確か、16MBくらいで1万円近くしていた時期もあったと思うなり。ただ、大容量化への技術的な壁や、書き/読みの速度が遅いこと、必ずしも使い勝手が良いわけではなかったことなどから徐々にスマートメディアは衰退化。コ○助も次第にスマートメディア採用製品から離れ、身の回りにソニー製品が溢れていたことも手伝って、気が付けばいつの間にやらメモリースティックを何枚も所有することになったなりね。

ノートパソコンの「VAIO」、デジカメの「Cyber-shot」、PDAの「CLIE」、そして携帯電話やICレコーダまで。ソニー製品で固められたコ○助の生活の中では「メモリースティック黄金時代」を迎えていたなりが、これも結局そう長くは続かず。ノートパソコン、デジカメ、PDAを買い換えるタイミングで違うメーカーの製品に乗り換えてしまったために、メモリースティックを使う機会が激減してしまったなりよ。もちろん、豊富なメモリースティック資産を活かすためにも、引き続きソニー製品を購入するという選択肢は検討したなりが、近年の「ソニー凋落」に顕著に現れているように、個人的にはそれほど魅力的に感じられる製品がなかったこともあり、最終的にはメモリースティックにこだわらずに製品をチョイスする方向に進んでしまったなりね。

そして今、コ○助がメインで利用しているのはSDカードとminiSDの、いわゆる「SD系」のメモリカード。数々の競合を蹴落とし、いまや圧倒的な対応機器をほこる「SD系」なので、コ○助も完全にその波に飲み込まれているといった感じなりね。価格もほかのメモリカードに比べるとかなり割安だし、今は「SD系」のメモリカードに大満足なりよ。

対応機器が多いこともあり、感覚的には「SD系」が今のメモリカード市場で大きなシェアを獲得しているのは分かるなりが、実際の数字として、どの程度のシェアを獲得しているのかは気になるところ。BCNがそのあたりの調査をまとめた記事を掲載しているので、少し見ておくことにするなりね。

[メモリカードの規格別販売枚数シェア(2006年5月時点 BCN調べ)]
・「SD系」が69.1%、「メモリースティック系」が14.3%、「xDピクチャーカード」が9.8%、「コンパクトフラッシュ」が5.4%。
・「SD系」の内訳は「SDカード」が57.6%、「miniSD」が42.2%と、「miniSD」の猛烈な追い上げが目立つ。

ということで、「SD系」のシェアは7割近くにまで迫る勢いとなっているなりよ。長いことメモリカードは規格が乱立してユーザーを混乱させてきたなりが、ようやくこの混乱にひとつの結論が出た……と言い切ってしまうのは時期尚早かもしれないなりが、ある程度大きな流れができているのは間違いないなりね。

「SD系」には現在、SDメモリカード(SDカード)、miniSDメモリカード(miniSD)、microSDメモリカード(microSD)の3種類があるなりが、勢いがあるのは携帯電話への採用が起爆剤となっているminiSD。ケータイの新製品では、外部メモリに対応している端末はminiSDを採用しているものが多いなりからね。ほかのデジタル機器に比べると圧倒的な台数が出る携帯電話がシェア拡大の後ろ盾になっているのは明らかなり。ちなみに、まだまだ種類は少ないなりが、最近はmicroSDを採用するケータイ端末も徐々に出てきているので、そう遠くないうちに頭角を現してくるかもしれないなりね。

皆さんはメモリカード、主に何を使っているなりか?

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