井村屋、米国風レストラン「アンナミラーズ」を縮小。

2006/07/03 18:41 Written by コ○助

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すその短いスカートに、胸をかなり強調した特徴のあるコスチュームが話題となり、一部に強烈なファンを抱える米国風レストラン「アンナミラーズ」。芸能界にもファンは多く、深夜番組「堂本剛の正直しんどい」(テレビ朝日系)ではKinKi Kidsの堂本剛がゲストとの待ち合わせに赤坂店をよく利用しているほか、プライベートでも訪れることは有名な話だったりするなりよ。コスチューム目当てというのは、悲しい男の性(さが)ではあるなりが、長年人気のあるお店として知れらているなりね。

「アンナミラーズ」はもともとはアメリカ西海岸に本拠を置くレストランチェーン。創業者のスタンレー・ミラー氏は、祖母が作ってくれた家庭料理をコンセプトに、米国のオーソドックスな料理とデザートパイを出すお店としてスタートさせたチェーンなりよ。日本での展開は1973年に井村屋製菓がライセンス契約を締結、東京・青山に1号店をオープンさせたのが始まり。最盛期には首都圏を中心に22店舗を展開するなど、人気レストランに成長していたなりね。

コ○助もかつては実家にほど近い、東京・吉祥寺の店舗によく行ったもの。いや、別にいやらしい気持ちがあって、というわけではないなりよ!(笑)。今でこそ吉祥寺は、東京以外の人にも認知されるほど大きな街となったなりが、コ○助が高校生くらいの頃、なので今から15年近く前は、まだまだ東京の端っこにあるちょっとダサめの街だったなりね。そんな街の中では「アンナミラーズ」は少し輝いて見えたなりよ。いや、本当にいやらしい気持ちがあったわけでは……(自信なし)。あ、そういえば米国のドラマや映画で話題となった「ツインピークス」の名物、チェリーパイを初めて食べたのは吉祥寺の「アンナミラーズ」だったと思うなり。パイが売りの「アンナミラーズ」らしい思い出じゃないなりか。

しかし、コ○助の若気の至りとも言える思い出が詰まった吉祥寺の「アンナミラーズ」も昨年の夏頃に閉店。つい先日も広尾店をプロヴァンスのパティスリー「JOUVAUD(ジュヴォー)」に業態転換するとのニュースが流れるなど、最近はなにやら閉店が相次いでいるようだったなりね。あまり良い話も聞こえてこなかったなりが、3日の日本経済新聞に残念な記事が掲載されていたなりよ。なんでも現在は5店舗しか残っておらず、そのうち2店舗は9月に閉店。徐々に事業縮小の方向で動いているというなりね。

良くも悪くも、ほかのファミリーレストランとはひと味違う独特な文化を築いてきた「アンナミラーズ」が無くなってしまうのは、やはり寂しいもの。コ○助はしばらく「アンナミラーズ」に行く機会がなかったなりが、近所には赤坂店があるので、時間を見つけて行ってみるとするなりか。どうか9月に閉店する対象にはなっていませんように。そして、またいつか、「アンナミラーズ」が元気を取り戻してくれますように……。

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