こんな品まで忘れてます、イギリスの地下鉄紛失物。

2006/06/23 06:11 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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日本の駅や電車の忘れ物、ダントツは「傘」だという話をどこかで聞いたことがあります。なんでも大都市の鉄道では「ひと雨500本」という言葉があるぐらい、雨が降ると特に傘の置き忘れが増えるそうで、さらに安価なビニール傘が普及しているためか持ち主に回収される率もとても低いそうです。他にもよく忘れ物として届けられるのは、上着などの衣類、紙袋などが多いそうです。

ところでイギリスのロンドン交通局によると、同市内の地下鉄やバスでも忘れ物は深刻な問題だとか。交通局の紛失物取り扱い所には今26,000個のバッグ、書物24,500冊、携帯電話14,000台が届けられているそう。傘は意外と少なく6,500本。これだけの量を保管するだけでも大変なのですが、忘れ物の中には「一体なんでこんなのが!?」と思うような珍妙なアイテムもあるのです。


たとえば空気を入れて膨らませると4メートルにもなるボート、自分で行う精管切除セット(そんなの存在するんですか、するんですか!?)、こうもりの死骸、ヒトの頭蓋骨などなど。義足や義手、義眼なんかも忘れていく人も後を絶たないそうです。

さらに驚きなのは地下鉄で見つかったという「棺おけ」。幸い中身は入っていなかったそうですが、一体そんな大きなものどうやって地下鉄内に運び込んだのでしょう?しかも何の目的で……?

交通局の紛失物取り扱い係の管理人は、保管場所が限られていることもあり、これら忘れ物に心当たりがある人はぜひ名乗り出て欲しいと訴えているそうです。本当に取りに行ってくださいね、棺おけ忘れた人は(笑)。

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