ワーナー、980円のUMDビデオ23タイトル再販キャンペーン実施。

2006/06/23 05:37 Written by コ○助

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「ニンテンドーDS」の勢いに押され、最近はあまり目立った話題が出ることがなくなってしまったSCEの携帯ゲーム機「PSP」。当初は「プレステ並のゲームが携帯できる」「ゲーム機なのに映画も観られる」「ネットに繋がる」などなど、これまでの携帯ゲーム機とはひと味もふた味も違った未来を予感させた「PSP」だったなりが、発売から1年半が経った今、それなりの成功は収めているものの、「ニンテンドーDS」の凄まじい勢いの前では、完全に存在感を失いつつあるなりよね。

「PSP」が失速してしまった理由には、魅力的なゲームを矢継ぎ早に投入できなかった部分ももちろん大きいなりが、もう一つ大きな理由を挙げるとすれば、やはり当初の「売り」のはずだった「映画が観られる」部分がなかなか強化されないこと。正確には始めから独自媒体の「UMDビデオ」で果たしてコンテンツが揃うのかという不安があったなりが、その不安が解消されることなくズルズルと1年半が経ってしまったことが大きいなりね。

試しにAmazon.co.jpで「UMDビデオ」を検索してみると、ソニー・ピクチャーズやワーナー・ブラザーズの作品(「スパイダーマン」や「マトリックス」など)を中心に、バンダイのアニメ作品などもそれなりの数は発売されているなりが、いかんせんDVDとあまり差のない価格(2000〜3000円)で販売されているため、どうしても「PSP」でしか視聴することができない「UMDビデオ」に食指が動きづらい状況になっているなりよ。同じ作品なら、専用プレーヤーでも、パソコンでも、プレステ2でも視聴できるDVDを購入したいと思うユーザーが多いのは必然とも言えるなりね。結果として、「高いから買わない→UMDビデオが売れない→コンテンツが揃わない」の悪循環を生んでいるわけなり。

そうした状況を、ひょっとしたら少しは変えるかもしれないキャンペーンを、ワーナーが展開することが発表されたなりよ。それは「UMDビデオ」23タイトルを980円という激安価格で放出する再販キャンペーン。1000円でお釣りが来るのであれば、試しに購入してみたいと思うユーザーも多そうなりよね。コ○助もちょっと欲しくなってきたなりよ。

それではラインアップされた23タイトルをまとめておくなりね。

・7月21日発売分(17タイトル)
「ハリー・ポッターと賢者の石」
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「マトリックス」
「マトリックス リローデッド」
「マトリックス レボリューションズ」
「バットマン ビギンズ」
「アイランド」
「ポーラー・エクスプレス」
「コンスタンティン」
「チャーリーとチョコレート工場」
「ティム・バートンのコープスブライド」
「ロミオ・マスト・ダイ」
「ブラック・ダイヤモンド」
「トムとジェリー アカデミー・コレクション」
「グーニーズ」

・8月4日発売分(6タイトル)
「ラスト サムライ」
「オーシャンズ11」
「オーシャンズ12」
「僕の彼女を紹介します」
「レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ」
「ディレクターズカット 燃えよドラゴン」

ラインアップを眺めてみると、大ヒット作を含めた魅力的なタイトルが並んでいるなりよね。「ハリー・ポッター」シリーズ、「マトリックス」シリーズ、「チャーリーとチョコレート工場」などなど。「PSP」を外に持ち出して、実際に映画を観るシチュエーションがあるかどうかは別にして、とりあえず「UMDビデオ」が何たるものか、それを体験するために購入するだけでも良さそうなタイトルの数々なり。

最近「PSP」の稼働率が下がっているなぁ、と感じているユーザーは、ぜひこの機会に「UMDビデオ」の購入を検討してみてはいかがなりか?

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