全30巻960ページの大事典、「エヴァンゲリオン・クロニクル」創刊。

2006/06/08 10:23 Written by コ○助

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今年はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の放送から10周年の節目の年。アニメの放送終了後も「本筋」のフィギュアやDVDなどにとどまらず、パチンコやiPod、自転車などの関連商品が続々と登場するなど、「エヴァンゲリオン」の名を目にしない年は皆無だったなりよね。最近はヤフーなどでアニメの動画配信も行われているので、本放送の頃を知らないファンも増えてきているかも。熱狂的なブームを生んだ本放送の頃に比べれば、世間の「エヴァンゲリオン」熱が冷めている感は否めないなりが、それでも今なお多くのファンを抱えている作品には違いないなり。

そんな「エヴァンゲリオン」のすべてを集約したといっても過言ではない、パートワーク(分冊百科)の発売が発表されたのは今年2月のこと。パートワークとは、小分けに発売される書籍を最後まで収集すると、ひとつの大きな百科事典のようになるアレのこと。最近はアニメを題材にしたパートワークも徐々に増えてきているようなりが、過去のブームを考えれば、ほかの作品に比べると「エヴァンゲリオン」のパートワークにかける期待ははるかに大きそうなりよね。

発売されるパートワークの名前は「エヴァンゲリオン・クロニクル」。7月1日に発売される創刊号を皮切りに、月2冊のペースで、最終的には全30巻960ページの壮大な百科事典になる予定なり。2月の時点では大まかな概要しか明らかにされていなかったなりが、より詳しい情報が公開されたので、簡単にまとめておくなりね。

[エヴァンゲリオン・クロニクル]
発売日:創刊号 2006年7月1日
刊行ペース:月2冊(毎月1日、15日)
総巻数:全30巻(総ページ数 960ページ)
版型:A4変形版
ページ数:オールカラー32ページ
価格:創刊号 590円(2号以降は690円。専用バインダーは1600円)
取扱店:全国書店
発行:株式会社ウィーヴ/テレビ東京
発行:株式会社ソニー・マガジンズ
※創刊記念キャンペーンとして創刊号から4号に渡り、人気原型師集団「Cerberus Project 」(ケルベロス・プロジェクト)による「新世紀エヴァンゲリオン」の限定フィギュア通信販売を実施(綾波レイ、惣流アスカ・ラングレー)

全30巻を収集すると、金額は20520円。専用バインダーを加えると22120円。決して安くはないなりが、発行元が「エヴァンゲリオン関連書籍の決定版」と位置づけるものだけに、内容が伴えば許容できる範囲なりか。内容的には大量の描き下ろしイラストに加え、「エヴァンゲリオン」のテレビ版や劇場版のストーリー、メカニック、キャラクターの解説、戦術解説の概要、テクノロジー考察など、その世界観を多面的に分析したものになっているというなり。

1年以上に渡って、毎月買い漏らさないように購読していくのは結構大変なりが、ファンの人はぜひチェックしてみてくださいなり。

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